読み出し速度250Mバイト/秒のSSD、インテル社が開発
米Intel(インテル)社は、NAND型フラッシュ・メモリーを利用した外部記憶装置であるSSD(Solid State Drive)3品種の量産出荷を開始したと発表した。2.5インチ型ハード・ディスク装置(HDD)との互換性を備える「X25-M Mainstream SATA SSD」2品種と、1.8インチ型HDDとの互換性を備える「X18-M Mainstream SATA SSD」で、記憶容量はいずれも80Gバイト。ファイル・アクセス速度を高速化できること、消費電力が低く、軽量で耐衝撃性に優れることにより、ノート・パソコンなどへの採用を狙う。
50nmプロセス技術で製造したMLC(Multi Level Cell)型のフラッシュ・メモリー・チップを内蔵する。同社が開発した制御ICを通じてフラッシュ・メモリー・チップを10チャネル並列に接続することで高速化した。読み出し時のデータ転送速度は最大250Mバイト/秒、書き込み時のデータ転送速度は最大70Mバイト/秒である。遅延時間(待ち時間)は、読み出し時が85μs、書き込み時が115μsである。
インターフェースは3Gビット/秒対応のシリアルATA。消費電力はアクセス時が0.15W、待機時が0.06W。電源電圧はX-25Mが5V、X18-Mが3.3V。厚みはX25-Mの2品種がそれぞれ7mmと9mm、X18-Mが5mm。価格はX25-M、X18-Mともに6万5760円(1000個購入時の単価)である。
2008年第4四半期には160Gバイト品のサンプル出荷を開始する予定。さらに、2008年9月7日から90日以内にサーバー機やストレージ専用機器向けにSLC(Single Level Cell)型のフラッシュ・メモリーを採用し、ランダム・アクセス性能を高めた「X25-E Extreme SATA SSD」の出荷を開始する予定である。読み出し時のデータ転送速度はX25-Mと同等だが、書き込み時のデータ転送速度を最大170Mバイト/秒に高める。遅延時間は読み出し時が75μs、書き込み時が85μsである。
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