【TECHNO 2007】インダクタ内蔵のDC-DCモジュール、POL向けにベルニクスが開発
ベルニクスは、インダクタやパワーMOS FETを内蔵した降圧型DC-DCコンバータ・モジュールを展示した。FPGAやDSP、マイコンなどのPOL(Point of Load)電源に向ける。出力電流が1Aと3A、6A、9Aの品種を用意した。例えば、1A品の外形寸法は5mm×4mm×1.1mmで、入力電圧が2.4~5.5V、出力電圧が0.6~3.3Vである。3A品は、外形寸法が10mm×7.5mm×1.85mmで、入力電圧が2.4~5.5V、出力電圧が0.8~3.3Vである。
内蔵したインダクタは、Si基板の上に薄膜プロセスで作り込んだ金属ラインを利用する。こうして薄型化を実現した。ただし、薄い金属ラインを使うため、直流抵抗の増大による変換効率の低下が懸念される。これに対して同社は、「回路設計の工夫によって、変換効率は85~88%を確保している。極めて高いという数字ではないが、実用上問題ないレベル」と説明する。価格については、「数百円を予定している。モジュール品だが、ディスクリートの半導体チップを組み合わせて実現した場合と、ほぼ同程度の価格に設定する考えだ」(同社の説明員)。発売時期は、1A品と3A品、6A品が2007年5月末、6A品が2007年6月末を予定している。
(山下勝己:EE Times Japan)
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