【CES直前特集】2009年の注目技術 ~ EE Times誌が選ぶ10の技術を紹介(目次更新)

 米国最大の家電ショー「2009 International CES(Consumer Electronics Show)」の開催が間近に迫っている。「次に来る大きな潮流」を探るすべての技術者やマーケティング担当者、業界アナリスト、レポータたちは、2009年1月8日~11日に米ラスベガスで開催されるこの家電ショーに向けて準備に余念が無いことだろう。

そこで世界各地をカバーするEE Times誌の編集チームは、読者の皆さまの下調べを肩代わりすべく、今回のCESの注目技術をピックアップして紹介する。CESに参加する方も、出張旅費の削減で参加を見合わせる方も、ぜひ活用してほしい。

今回EE Times誌は、2009年以降のエレクトロニクス市場を形作るであろう「ホット」な技術やトレンドを10個選び出した。具体的には、(1)3次元(3D)対応テレビ、(2)フェムトセルとホワイトスペース対応機器、(3)家庭用医療機器(パーソナル・ホスピタル)、(4)ウィジェット、(5)環境発電(エネルギ・ハーベスト)、(6)ホーム・ネットワーク、(7)ジェスチャ操作のテレビ、(8)曲げたり折ったり身に付けたりできるフレキシブル・ディスプレイ、(9)LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、(10)高解像度(HD)映像をどこでも楽しめる環境である。

当誌が注目したのは、特定の機器ではなく、「技術」であることに注意してほしい。

このほか、いずれにも共通するトレンドについてここで指摘しておきたい。今回ピックアップした技術の多くは、ネットワークに接続する機器に関するものであったり、新たなネットワーク技術そのものであったりする。

民生用エレクトロニクス・システムの設計者がカバーすべき範囲は、かつてないほどのスピードで拡大している。もはや競争の場は、単なる「次世代のホーム・エンタテインメント機器」には限らない。

センサー群をつなぐネットワークや、ネットワーク接続機能を新たに備えた個人向け医療機器、圧電素子や太陽電池、熱電素子を使って環境エネルギを電気的なエネルギに変える技術やそうして得た電力を電源とする「永久装置」などもホットな技術である。また、フェムトセルや開放されたばかりの周波数帯域(ホワイトスペース)を活用し、新たな携帯型通信機器が続々と登場するだろう。

読者の皆さんも、ぜひこれらの技術に想像をめぐらせてほしい。そして、われわれにできることを思い描いてみよう。


【目次】
(1)3次元対応テレビ
3Dテレビで新たな規格争いが始まる

(2)フェムトセルとホワイトスペース機器
無線周波数の有効活用が新時代へ

(3)家庭用医療機器
いつの日か、自宅が病院になる

(4)ウィジェット
ウィジェットがネット家電に革新をもたらす

(5)環境発電
環境発電が電源の足かせを解き放つ

(6)ホーム・ネットワーク
ホーム・ネットワークは今なお視界不良

(7)ジェスチャ操作のテレビ
「ごめん、今のくしゃみは選局じゃないんだ」、ジェスチャ操作TVが市場へ

(8)フレキシブル・ディスプレイ
フレキシブル・エレクトロニクスが民生市場で萌芽へ

(9)LTEネットワーク
「4G無線」、実現への道のりは今なお長い

(10)高解像度映像をどこでも楽しめる環境
「QD」視野に高解像度化が進む、ユーザー不在の懸念も

 

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