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LG社がデジタル・テレビ用にアーム社のプロセッサ・コアを選択

Processor / Logic / Memory

 英ARM(アーム)社が2009年6月に発表したところによると、韓国LG Electronics社は、デジタル・テレビ向けにARM社のプロセッサ・コア「ARM11 MPCore」とグラフィックス処理用プロセッサ(GPU)・コア「Mali-200」と「Mali-400 MP」のライセンスを取得したという。

 米Adobe Systems社とオープンソースのソフトウエア・プラットフォームによって、また米Comcast社の「tru2way」技術が登場したことで、消費者はさまざまなケーブル・サービスが受けられる。例えば、ビデオ・オン・デマンド、テレビ投票や世論調査への協力、オンライン・ゲーム、電子商取引などのインタラクティブなどだ。すべてデジタル・テレビだけで完結し、別にセットトップ・ボックスを用意する必要はない。

 マルチコアのGPUコアであるMali-400 MPは、1920×1080画素の順次走査(プログレッシブ)映像(1080p)の表示が可能であり、複雑な画面表示にも適している。

 また、Maliグラフィックス・プロセッサは、2次元に加え3次元グラフィックスにも対応し、4倍、さらに16倍のフルシーン・アンチエイリアシング(FSAA)機能を備えている。Mali製品ラインは、ベクター・グラフィックス用APIの「OpenVG」を介して、2次元のSVG(Scalable Vector Graphics)にも対応し、高品位なテキスト表示や携帯型ナビゲーション機器への対応のほか、ユーザー・インターフェース(UI)やウェブサイトの閲覧にも適している。

 LG Electronics社のDigital TV Labに所属するリサーチ・フェローのSeung-Jong Choi氏は、ARM社が発表した資料の中で、「Web 2.0では、ネットワークに接続されて高品位映像を利用可能な住宅が相手になる。当社は、自らの技術が末永く使われるようにするため、ARMアーキテクチャを選択した」と記している。

 ARM社のプロセッサ部門でゼネラル・マネジャーを務めるMike Inglis氏は、同資料の中で以下のように記述している。「ARM社のプロセッサとMaliの組み合わせが、デジタル・テレビや住宅向けのネットワーク接続技術を専門とする企業にとって強力なパッケージであることは明らかだ。この組み合わせを選べば、統合された高品質であるほか、インターネットに接続されてマルチメディアがすぐに使用可能な機器を顧客に提供できる。さらに機器の消費電力が下がることも保証済みだ」。

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