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» 2011年03月17日 00時00分 UPDATE

水晶デバイス SAW発振器:5.0×3.2mm2と小型の差動出力SAW発振器、エプソントヨコムが開発

エプソントヨコムは、外形寸法が5.0mm×3.2mm×1.4mmと小さい差動出力SAW発振器「EG-2121CB/EG-2102CB」を開発し、サンプル出荷を始めた。

[前川慎光,EE Times Japan]

 エプソントヨコムは、外形寸法が5.0mm×3.2mm×1.4mmと小さい差動出力SAW発振器「EG-2121CB/EG-2102CB」を開発し、サンプル出荷を始めた(図1)。「当社従来比で、実装面積を半分に削減した。高精度と100MHz以上の高周波発振を両立した差動出力SAW発振器として、業界最小サイズである」(同社)という。

 出力周波数が100MHz〜700MHzの範囲の品種を供給する。周波数許容偏差は、0℃〜70℃の温度範囲で、EG-2121CBが±50ppm、EG-2102CBが±100ppm。位相ジッターは、最大0.5ps、標準0.15psである(オフセット周波数が12kHz〜20MHzのとき)。

図1 図1 エプソントヨコムの差動出力SAW発振器「EG-2121CB/EG-2102CB」 外形寸法は、5.0mm×3.2mm×1.4mmと小さい。 出力周波数範囲は100MHz〜700MHz。周波数許容偏差は、0℃〜70℃の温度範囲で、EG-2121CBが±50ppm、EG-2102CBが±100ppmである。

 電源電圧は、EG-2121CBが2.5V、EG-2102CBが3.3V。出力形式は、LVDSまたは、LV-PECLである。消費電流は、例えばEG-2121CBにおいて、LVDS出力のとき標準14mA、LV-PECL出力のとき標準40mA。「当社従来品に比べて、消費電力をおよそ半分に抑えた」(同社)。

 対象用途は、高速通信ネットワーク機器など。通信の大容量化や高速化を背景に、高速通信ネットワーク機器のクロック源には、より一層の高周波数化や低ジッター化が求められているという。また、筐体の小型化や低消費電力化も進んでいる。エプソントヨコムでは、これらの市場動向に適応することを目的に、高速通信ネットワーク機器のクロック源として今回のSAW発信器を開発した。前述の通りすでにサンプル提供を開始しており、2011年末までに商品化する予定である。

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