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OKIセミコンダクタが社名を変更、ローム・ラピスセミコンダクタにビジネスニュース 企業動向

2008年10月の買収後も「OKI」ブランドを用いた社名がそのまま使用されていたが、ロームグループの一員として認知度が高まってきたことから社名を変更することとなった。

» 2011年08月12日 18時17分 公開
[朴尚洙,EE Times Japan]

 ロームは、連結子会社であるOKIセミコンダクタについて、2011年10月1日付で社名を変更することを発表した。新社名は、ローム・ラピスセミコンダクタ株式会社である。

 ロームは、2008年10月に、沖電気工業が半導体事業部門を分社化して設立したOKIセミコンダクタを買収した。買収後も、沖電気工業の「OKI」ブランドを用いた社名がそのまま使用されていた。ロームによれば、買収から3年が経過して、ロームグループの一員として認知度が高まってきたことから今回の社名変更を決断したという。

 なお、新社名であるローム・ラピスセミコンダクタの「ラピス」は、ラテン語で石や鉱石を意味する言葉である。半導体が、技術者に「石」という俗称で呼ばれていることから、社名に石を意味するラピスを採用した。

 OKIセミコンダクタの子会社である、OKIセミコンダクタ宮崎(宮崎県宮崎市)、OKIセミコンダクタ宮城(宮城県大衡村)、OKI(Thailand)(タイ)も、2011年10月1日付で、それぞれ、ローム・ラピスセミコンダクタ宮崎、ローム・ラピスセミコンダクタ宮城、ROHM Lapis Semiconductor(Ayutthaya)に社名を変更する。

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