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» 2012年07月10日 10時23分 UPDATE

ビジネスニュース:台湾のサプライチェーン、「iPad Mini」の発売に向け部品出荷体制を調整か

2012年に入ってから、Appleが7.85インチのディスプレイを搭載した「iPad Mini」を発売するとうわさされてきた。情報筋によると、iPad Miniの生産開始に合わせて、台湾の部品メーカーが着々と準備を整えているという。

[Peter Clarke,EE Times]

 Taiwan Economic Newsが匿名の通信社からの情報として伝えたところよると、Appleは2012年9月に「iPad Mini」の製造を開始するとみられており、台湾の部品サプライヤが、同年8月にはiPad Mini向けの部品を出荷できるよう準備中だという。

 AU Optronics(AUO)、F-TPK、およびTaiwan Surface Mounting Technologyはいずれも、2012年第3四半期に、iPad Miniへの部品提供によって売り上げが大きく伸びる見込みだと報じられた。AUOは液晶ディスプレイ(LCD)を、F-TPKはタッチパネル層の製造をそれぞれ手掛けている。

 Taiwan Economic Newsの報道によると、iPad Miniは、解像度が1024×768ピクセルの7.85インチディスプレイを搭載しているという。2012年9月もしくは10月に249〜299米ドルの価格帯で発売されるとみられており、2012年には約1000万台が出荷されると予測されている。

 また、iPad Mini向け部品の受注により、2013年下半期における台湾のエレクトロニクス産業は、景気が上向くことが期待されているという。

 iPad Miniの投入は、2012年に入ってからしばらくの間うわさされてきた。だが、iPad Miniの発売は、Appleで長年CEO(最高経営責任者)を務め、2011年10月に死去したSteve Jobs氏の意向に反するものだったとされている。iPad Miniの発売は、Googleの「Nexus 7」やAmazonの「Kindle」といった、低コストの競合製品への対抗策とみられる。

【翻訳:米盛章弘、編集:EE Times Japan】

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