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» 2012年08月01日 11時16分 UPDATE

ビジネスニュース:2012年Q2のスマホ販売数、SamsungがAppleを抑えて首位に

Samsungは、2012年第2四半期におけるスマートフォンの出荷台数でAppleを抜き、トップの座に就いた。Appleの「iPhone」の販売台数が減少したのは、「iPhone 5」発売のうわさが流れ、ユーザーが買い控えをしたためと考えられている。

[Peter Clarke,EE Times]

 米国の市場調査会社であるIHS iSuppliによると、Samsung Electronicsは、2012年第2四半期のスマートフォン市場において、Appleから首位の座を奪い返したという。Appleは、6カ月前に手にした首位の座をSamsungに明け渡すことになる。

 Samsungのスマートフォン販売台数は、2012年第1四半期には3400万台だったが、同年第2四半期にはその5%増となる3600万台に達した。一方、Appleの販売台数は、2012年第1四半期には3500万台だったが、同年第2四半期には26%減となる2600万台にとどまったという。

 このように減少したのは、Appleが2012年9月に「iPhone 5」を発売する予定とのうわさが流れたことから、消費者がiPhoneを買い控えたためだとみられる。しかし万が一、28nmチップの供給が不足してiPhone 5の発売が延期されることになれば、Appleは面目を失うことになるだろう。

 他のスマートフォンメーカー各社は、携帯電話機およびスマートフォン全体の販売台数を公式に発表している。しかしSamsungは、正確な数字を提示しておらず、概算値のみを示した。このためIHS iSuppliは、Samsungの携帯電話機およびスマートフォンの販売台数を予測して発表したという。

 IHS iSuppliの無線通信担当シニアアナリストを務めるWayne Lam氏は、「2012年第2四半期末の時点で、販売チャネルにおいて約300万台のiPhoneが売れ残っていた。しかし、iPhone 5が発売されれば、Appleの売上高は再び増加に転じるだろう」と述べている。

 Lam氏によれば、Nokiaのスマートフォン販売台数は、2012年第1四半期には1200万台だったが、同年第2四半期にはその14%減となる1000万台にとどまった。「Symbian OSを搭載した携帯電話機の方が、Windowsスマートフォン『Lumia』よりも販売台数が多いという現状をみても、Nokiaが経営の立て直しを実現できる日はまだ先だといえる」(同氏)。

photo 2012年第2四半期におけるメーカー別スマートフォン出荷数(単位は百万台) 出典:IHS iSuppli

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】

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