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東芝、四日市工場新建屋の建設を開始――早ければ2014年夏稼働へビジネスニュース 企業動向

東芝は2013年8月23日、NAND型フラッシュメモリ(以下、NANDメモリ)の製造拠点である四日市工場の第5製造棟第2期分建屋の建設開始を発表した。建屋完成は、2014年夏を予定している。

» 2013年08月23日 14時03分 公開
[EE Times Japan]

 東芝は2013年8月23日、NAND型フラッシュメモリ(以下、NANDメモリ)の製造拠点である四日市工場の第5製造棟第2期分建屋の建設開始を発表した。建屋完成は、2014年夏を予定している。

 建設を開始した四日市工場第5製造棟第2期建屋は、2011年3月に完成し、同年7月から稼働を開始している第5製造棟第1期分に続くもの。「NANDメモリの次世代プロセス品や3次元構造品の生産スペースを確保することを目的に建設する」(東芝)としている。

第2期分建屋の建設が始まった東芝四日市第5製造棟

 同棟第2期分建屋の建設は、2013年7月に決定し、公表していた(関連記事:東芝が四日市第5棟第2期着工へ、2014年以降のスマホ/SSD向けNAND需要増に対応)。建設決定時と同様に、同棟第2期分建屋での生産開始時期や生産能力などに関しては、「市場動向を踏まえ、今後決定していく」(東芝)との説明にとどめている。

 東芝の四日市工場は、NANDメモリの前工程製造の主力拠点。第5製造棟を含めて、敷地面積約43万6800m2、延べ床面積約64万7000m2を誇る。第5製造棟については、第2期分建屋が完成すれば建屋面積約3万8000m2、延べ床面積18万7000m2となる。

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