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パナソニックがプラズマディスプレイの生産終了を正式発表、2014年3月末でビジネスニュース 企業動向

パナソニックは、テレビなどに用いるプラズマディスプレイパネル(PDP)の生産を2104年3月末で終了する。民生用プラズマテレビなどPDPを用いる製品も2013年度で販売終了となる。

» 2013年10月31日 17時49分 公開
[EE Times Japan]

 パナソニックは2013年10月31日、テレビなどに用いるプラズマディスプレイパネル(PDP)の生産を終了すると発表した。2014年3月末で、兵庫県尼崎市の第3工場(現在停止中)、第5工場(休止中)、そして稼働中の第4工場の事業活動を停止する(関連記事:テレビは「白モノ家電の1つ」――プラズマ撤退で津賀社長)。

 同社は、PDPの生産終了に当たって、「これまで、当社製PDPが有する高画質に、世界のお客様から高い評価と根強いニーズをいただいておりましたが、事業環境の急激な変化と薄型ディスプレイ市場におけるPDP需要の減少などにより、事業継続は困難であると判断し、生産終了を決定しました」(同社)とコメントしている。

 PDPの生産終了と併せて、民生用プラズマテレビや、電子黒板をはじめとする業務用PDP関連製品の販売も2013年度製品をもって終了する。これらの製品では、PDPに替わるディスプレイパネルを広く求め採用していくことで、顧客の要望を満たす、魅力ある製品開発に努めたいとしている。

 【続報はこちら⇒テレビは「白モノ家電の1つ」――プラズマ撤退で津賀社長

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