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» 2013年11月21日 19時48分 UPDATE

ET2013:復興支える地元企業が集結、“東北モノづくりコリドー”で見た新サービス (2/2)

[村尾麻悠子,EE Times Japan]
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ペアリング不要のBluetoothを利用した情報発信サービス

 ネットワーク機器やセンサー機器を開発するイーアールアイ(岩手県盛岡市)は、Bluetooth経由で近くのスマートフォンにクーポンや情報配信を行う小型発信器「BLUETUS」を展示した。Bluetooth経由で情報を発信するが、独自技術により、ペアリング操作やパスワード入力が不要で、ユーザーはスマホにアプリをインストールするだけで、発信器からの情報配信を受けられるという。


mm131121_et_tohoku4.jpgmm131121_et_tohoku5.jpg 「BLUETUS」の外観。USB電源アダプタに挿し込むタイプと、アダプタ不要のタイプがある(クリックで拡大)

 BLUETUSは、本格的に始まりつつあるO2O(Online to Offline)サービス向けに開発されたものだ。スマートフォンの普及により、Wi-FiやBluetoothなどの無線ネットワークを利用して、店舗や施設からユーザー向けに情報を発信するサービスが盛んになってきた(関連記事:Wi-Fiネットワークでスマホユーザーの行動パターンを可視化、シスコが出荷開始)。こうしたサービスはO2Oの一例で、「2014年はO2Oが花開く、“O2O元年”だと言われている」(イーアールアイ)。イーアールアイの担当者は、「BLUETUSは非常に小型な上に、Bluetoothのペアリングが不要なため、多数のスマートフォンに向けて容易に情報を発信することができる」と述べる。発信器の設置については、特に設定は不要。アプリさえ開発できれば、すぐにサービスを開始できる。

 デモでは、動物園のスタンプラリーにBLUETUSを利用していた。ゾウやライオンのおりの前にBLUETUSを設置しておき、スタンプラリー用の専用アプリをスマートフォンやタブレット端末で起動した来園者がその近くを通ると、スタンプを取得することができる仕組みになっている。

mm131121_et_tohoku6.jpgmm131121_et_tohoku7.jpg 「BLUETUS」を用いた、動物園のスタンプラリーのデモ(クリックで拡大)

 他にも、博物館や美術館、店舗などに設置して、展示物や商品の説明やクーポンを発信するなど、さまざまな用途が考えられる。

 イーアールアイは、「アップルも、同様の位置情報サービス『iBeacon』を開発し、『iOS 7』に搭載している。当社にとってはライバルでもあるが、iBeaconがきっかけとなってO2Oサービスが活発になれば、BLUETUSをアピールできる機会も増える」と語った。


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