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» 2014年01月15日 12時12分 UPDATE

2014 CES:ウェアラブル製品の台頭で、存在感増すヘルスケア分野 (1/2)

「2014 International CES」の主役の1つは、何と言ってもウェアラブル機器だった。そのターゲット市場として最も大きな分野の1つはヘルスケアやフィットネスである。2014 CESでも、多くのメーカーが、これらの分野向けにさまざまなウェアラブル製品を展示した。

[Jessica Lipsky,EE Times]

 米国ラスベガスで開催された「2014 International CES」(2014年1月7〜10日)では、多くのメーカーが多彩なヘルスケア向けのウェアラブル製品を展示した。フィットネス向け機器や、睡眠の質を高めるための製品、在宅医療機器に至るまで、幅広い。単にコンセプトを提示する展示が多かった2012年、2013年のCESに比べて、2014年は実用化/製品化された物の展示が多かったようだ。こうした製品の一部を紹介する。

独自のセキュリティを搭載

 SenseGizが発表したクリップ型のウェアラブル機器「SenseGiz Star」は、フィットネス機能や睡眠追跡機能などを備えた、ごく一般的なウェアラブル機器のように見える。しかし、独自のセキュリティ機能を搭載しているという。SenseGiz Starは、加速度センサーを2個とジャイロスコープ(角速度センサー)を1個、GPS機能を搭載する。これにより、装着者が転落するなどの緊急事態が発生した場合に、携帯電話機に保存されている連絡先に、自動的にアラートを送信することができるという。高齢者やスポーツ愛好家などによる利用を想定している。

 SenseGiz STARのアプリは、AndroidおよびiOSのいずれでも動作する。オプションとして簡単なジェスチャ認識機能も搭載している。

mm140115_ces_sensebiz.jpg 「SenseGiz Star」をスマートフォンに接続したようす 出典:SenseGiz

体の動きを正確に測定

 Artefactが開発した「Move」は、スポーツやフィットネス、理学療法などの用途向けとして、身体の動きを精密に測定することに特化した“スマート”な衣服である。衣服の前面、背面、両側面に、伸縮/屈曲センサーを4個搭載することにより、身体の位置や筋肉の動きが適正かどうかを測定し、腰や肩の部分に搭載されている触覚フィードバック機能によって、データをリアルタイムにフィードバックすることができる。

 アプリを使って、Moveの履歴を管理したりカスタマイズすることも可能だ。クラウドにライブラリが用意されているので、ユーザーはそこに自分のデータを保存することができる。

mm140115_ces_move.jpg さまざまな動きを正確に計測する衣服 出典:Electric Foxy
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