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» 2014年07月30日 13時00分 UPDATE

TECHNO-FRONTIER 2014:“分解能46ビット”の磁気式エンコーダ

ドイツの半導体メーカーであるiC-Hausは、「TECHNO-FRONTIER 2014」(テクノフロンティア/2014年7月23〜25日、東京ビッグサイト)で分解能46ビットの磁気式エンコーダソリューションを公開した。

[竹本達哉,EE Times Japan]

 iC-Hausは、「TECHNO-FRONTIER 2014」(テクノフロンティア/2014年7月23〜25日、東京ビッグサイト)で分解能46ビットの磁気式エンコーダソリューションを公開した。ロボットや産業機器などへの搭載を見込む。

 同社は、ドイツに本社を置く半導体メーカーで、ミックスドシグナル技術に強みを持ちLEDドライバなどとともに、光/磁気センサーIC、エンコーダICを主力製品として展開する。TECHNO-FRONTIER 2014では、国内販売代理店のテクタイトと共同し、エンコーダICを中心に展示を実施した。

高分解能の磁気式エンコーダに注力

tt140730ICHAUS001.jpg TECHNO-FRONTIER 2014での展示パネル。奥のパネルが46ビットエンコーダソリューション、手前が中空軸タイプの磁気式エンコーダ「iC-MU」の紹介パネル (クリックで拡大)

 その中で、注目を集めたのが分解能46ビットという磁気式エンコーダソリューションだ。磁気式エンコーダは、光学式エンコーダに比べて、ちりやほこりに強く、部品点数も少なく信頼性を高めやすいという利点を持つ。

 iC-Hausでは、光学式エンコーダICの展開とともに、従来の光学式エンコーダを置き換えることが可能なより高分解能な磁気式エンコーダを順次投入。磁気式では、比較的実現が難しい中空軸タイプの磁気式エンコーダで分解能18ビットの「iC-MU」などを製品化している。

14ビット×32ビット

 今回、TECHNO-FRONTIER 2014で紹介した分解能46ビットの磁気式エンコーダソリューションは、シングルターン/アブソリュートタイプの14ビット分解能IC「iC-MHM」と、回転数を検出するマルチターンタイプの分解能40ビットIC「iC-PV」の2ICを組み合わせたもの。iC-MHMは、シングルターンタイプのエンコーダICであり、1回転(360°)を1/214精度(約0.022°精度)で絶対位置を検出できる。またiC-MHMは、最大32ビット分解能のマルチターンエンコーダと同期が取れる機能を搭載し、最大42億9496万7296(232)回転まで14ビット分解能で位置検出できるため、「14ビット×32ビット=46ビット」の分解能を持つソリューションとうたう。

tt140730ICHAUS002.jpg 分解能46ビットの磁気式エンコーダソリューションの評価用ボード。中央のICが「iC-MHM」で、基板裏面に「iC-PV」が実装されている

 2つのICを使用することになるが、iC-MHMの基板実装した裏にiC-PVを実装することで、1つの磁石を共有でき、システムコスト、システムサイズを抑えて、高分解能を実現できる。販売代理店のテクタイトでは、「他のない高分解能ソリューションであり、ロボットや産業機器など幅広い用途に提案できる」としている。


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