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100GHz、240Gサンプル/秒を達成、レクロイのハイエンドオシロテスト/計測 オシロスコープ

テレダイン・レクロイ・ジャパンは、最大100GHzの帯域と240Gサンプル/秒のサンプルレートを達成したオシロスコープ「LabMaster 10-100Zi」を発表した。次世代の通信システム、広帯域電子部品、基礎科学の研究などにおける信号波形の捕捉/解析用途に向ける。

» 2014年11月07日 12時55分 公開
[EE Times Japan]

 テレダイン・レクロイ・ジャパンは2014年11月、最大100GHzの帯域と240Gサンプル/秒のサンプルレートを達成したオシロスコープ「LabMaster 10-100Zi」を発表した。次世代の通信システム、広帯域電子部品、基礎科学の研究などにおける信号波形の捕捉/解析の用途に向ける。

 LabMaster 10-100Ziは、モジュール型プラットフォームでチャネル数を柔軟に拡張可能なLabMaster 10Ziシリーズ用の波形捕捉モジュールとなる。LabMaster 10Ziには、ディスプレイや高性能CPUを実装したマスター制御ユニットが組み込まれている。このマスター制御ユニットと各種拡張モジュールを組み合わせることで、20チャネル対応の100GHzオシロスコープや、80チャネル対応の36GHzオシロスコープなどを構成することが可能となる。

最大100GHzの帯域と240Gサンプル/秒のサンプルレートを達成したオシロスコープ「LabMaster 10-100Zi」の外観(下段)。上段はLabMaster 10Ziシリーズ

 同社によれば、アルカテル・ルーセントがLabMaster 10-100Ziを用いて、160GBaud QPSK信号を検出できるコヒーレント光受信機の実証を行ったという。

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