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» 2015年01月29日 11時55分 UPDATE

無線通信技術 Bluetooth:Bluetooth SIGが「Smart mesh WG」を立ち上げ、機器接続数の拡大に向け (1/2)

Bluetooth SIG(Special Interest Group)は、Bluetooth Smart技術を活用したメッシュネットワークの実用化に向けて、近くワーキンググループ(WG)を立ち上げ、仕様策定に入る。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 Bluetooth SIG(Special Interest Group)は、Bluetooth Smart技術を活用したメッシュネットワークの実用化に向けて、近くワーキンググループ(WG)を立ち上げ、仕様策定に入る。これまでのBluetooth Smart技術に比べて接続可能な範囲が拡大し、ほぼ無数の機器をネットワークできるという特長を持つ。

 従来のBluetooth技術によるネットワークは、ハブとスポークのような関係で、スマートフォンやタブレット端末などハブとなる機器と、通信する周辺機器が1対1で接続されている。このため、機器間に無線干渉があるような場合や、ビルの壁などで電波が遮られるような場所では、使用が制限されることもあった。

接続できる機器の数が一気に増加

photo 画像はイメージです

 これに対して、メッシュネットワーク技術を用いると、周辺機器同士が直接つながって通信を行う。機器間に電波を遮る壁や障害物があったり、物理的に規格を超えた通信距離であったりしても、途中に仲介するBluetooth対応の周辺機器があれば、その機器が中継役を果たしてメッセージがリレーされていく仕組みだ。このため、カバーできる無線エリアや接続できる機器数は一気に拡大することになる。

 Bluetooth Smartを活用したメッシュネットワーク技術に関しては、CSRが「CSRmesh」として2014年2月に発表している。CSR製システムLSIが実装された機器に、CSRmeshに対応するソフトウェアを追加するだけで実現することができるという。1つのCSRmeshネットワーク上には、理論的に6万5000台以上の機器を接続することができる。複数のネットワークを組み合わせることにより、接続数はほぼ無限大に広がる可能性がある。既にCSRmesh技術を用いたホームネットワークシステムなどが実用化されている。CSRでは、このCSRmesh技術をオープンソースとし、Bluetooth SIGにも提供することを決めている。

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