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Appleの買収案件から何が見える?EE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで2015年4月4〜10日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

» 2015年04月13日 13時10分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位は「Appleはどこへ?――ここ1年で買収した10社から検証」、2位は「「HTC One M9」を分解」、3位は「ARMから見た7nm CMOS時代のCPU設計(6)〜レイアウトの実際」がランクインしました。

 1位の記事では、ここ最近におけるAppleの買収10件を紹介しました。買収は、その企業が何を目指しているのか、どこに行こうとしているのかが、最もよく現れる戦略の1つです。今回の記事からは、例えば、Appleが音楽配信サービスだけでなく、電子書籍の分野にも、より注力しようとしていることなどが分かります。ちなみに、10件のうち、ハードウェアに関わる案件は1件のみでした。Appleについては「Appleとファウンドリパートナーの動き」「TSMCの成長は鈍化か、Apple「A9」の製造がSamsungに戻る可能性も」「Appleのプロセッサ「Aシリーズ」の系譜」なども、ぜひお読みください。

 7位の記事では、8Kディスプレイのニーズが医療分野で高いということを紹介しました。医療業界は4Kディスプレイの導入も早く、1〜2年前は、4Kディスプレイメーカーの中には、はっきりと「医療分野だけをターゲットにしている」と述べたところもありました。民生分野では、やっと4Kテレビの売り上げが伸びてきたところですが、医療分野でのニーズは既に8Kディスプレイに移っています。超高精細ディスプレイで、まずは手堅い産業分野を狙うというのは妥当な戦略に見えます。「8K非圧縮映像の長距離伝送、NICTなどが実験に成功」「4Kから8K、そしてIGZO――進化するテレビを支える先端技術」「国内TVメーカーにはどう見えるのか? 工学院大が“真の超解像技術”で4K映像を8K化」も、オススメです。

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