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たたいて発電! ゴムシートに高い注目EE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで2015年5月16〜22日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

» 2015年05月31日 12時00分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位は「数百万回伸び縮み、「発電ゴム」はセンサーにも向く」、2位は「ARMから見た7nm CMOS時代のCPU設計(12)〜トランジスタ構造の展望」、3位は「「IoT市場は不確定要素が多い」、マッキンゼーとGSAが報告」がランクインしました。

 今回は、圧力や振動を与えると高出力で電気を生み出す「発電ゴム」に大きな関心が寄せられました。5cm×10cmの発電ゴムシートをたたくと、LEDを200個光らせるほどの電力を生み出すことができるそうです。IoT(モノのインターネット)の本格的な到来を控え、環境発電には以前にも増して注目が高まっています。この発電ゴムはセンサーにも向くということですが、思いもよらない用途が生まれてくる可能性もあります。環境発電とは直接、関係がないのも含め、材料技術については「ガム1枚でスマホが満腹、つぶつぶカルシウムが効く 」「半導体の聖地でダイヤが採れる? 欧州メーカーがシリコンバレーに進出」「亀裂を自己修復する金属配線、フレキシブル機器への応用に期待」なども、ぜひお読みください。

 9位の記事にも注目です。FRAM、MRAM、PRAMなど、次世代メモリにはいくつか種類がありますが、FRAMは1980年代に既に製品化されているなどの点で、一歩先を行っています。ただし、当初いわれていたようにDRAMやSRAMの置き換えが進むまでには至っておらず、まだ“次世代メモリ”の域を出ていません。詳しくは「次世代ストレージ、10個の注目技術」「カーボンナノチューブを使った「NRAM」の基本動作を実証」「次世代不揮発性メモリ市場が成長、MRAMとPCMは2016年に10億ドル規模へ」などをご覧ください。


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