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» 2015年06月08日 12時30分 UPDATE

ビジネスニュース 企業動向:試作に特化する通販代理店マウザーが日本にサポート拠点を開設 (1/2)

米国テキサス州に本社を置く通販専門電子デバイス販売代理店Mouser Electronics(マウザー エレクトロニクス)が2015年6月、日本オフィスを開設した。

[竹本達哉,EE Times Japan]

 新製品をどこよりも早く――。

 米国テキサス州に本社を置く通販専門電子デバイス販売代理店Mouser Electronics(マウザー エレクトロニクス)。日本オフィス(マウザー ジャパン)を開設した2015年6月3日に記者会見を開き、同社CEOであるGlenn Smith氏が日本でのビジネス戦略を説明した。

 Smith氏が強調したのは、Mouserの独自性だ。Digi KeyやRS Components/Allied Electronicsといった競合の通販型代理店と「ビジネスモデルが違う」と言い切る。

 競合の多くは、より大きな売り上げ規模を狙って、量産段階での電子デバイス供給を図る方針を打ち出しつつある。それに対し、マウザーは、「プロトタイプ(試作品)を作るまでの上流工程に特化している」(Smith氏)という。

tt150608MOU000.jpg 東京都内で会見したMouser Electronics CEOのGlenn Smith氏

 あくまで試作向けにこだわる姿勢を示す言葉が、マウザーがキャッチフレーズに掲げる「新製品をどこよりも早く」だ。新たな電子機器を開発する場合、当然ながら新しいデバイスを取り込む機会が多い。機器開発を行うエンジニアは、新しいデバイスに関する情報を得たいという要求がある。「競合も新製品を扱い、新製品に関する情報を提供しているだろう。しかし、既存製品が中心でビジネス規模の大きい量産案件を追うことで、どうしても新製品提供がおざなりになってしまう。マウザーには、その心配がない」とマウザー ジャパンでチーフ レプリゼンタティブを務める柳田敏行は説明する。

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