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» 2015年06月11日 09時30分 UPDATE

ビジネスニュース 業界動向:半導体製造装置の2015年第1四半期出荷額、前期比7%増

半導体製造装置の2015年第1四半期の出荷額は、前四半期比7%増の95億2000万米ドルだった。仕向け地別では、中国が前四半期比73%増と大きく伸びた。

[庄司智昭,EE Times Japan]

 半導体製造装置/材料関連の業界団体であるSEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)は2015年6月9日、半導体製造装置の2015年第1四半期の世界総出荷額を発表した。これによると、総出荷額は95億2000万米ドルとなり、前四半期に比べて7%の増加となった。前年同期と比較すると、6%減となっている。

 また、2015年第一四半期の半導体製造装置の受注額は96億6000万米ドルで、前四半期比3%減、前年同期比では2%減となっている。

韓国が2位に大幅な差をつけて最大市場を維持

 半導体製造装置の仕向け地別にみると、中国の出荷額は前年同期比32%減となっているが、前四半期比では73%の大幅な増加となった。韓国に関しては、2位の台湾に大幅な差をつけて最大市場を維持し、26億9000万米ドルとなっている。

 日本の出荷額は順調に増加を続け12億6000万米ドルとなり、前期比13%増、前年同期比では31%の増加となっている。台湾と北米の出荷額は減少傾向だ。

地域別の半導体製造装置の出荷市場
2015 1〜3月期 2014 10〜12月期 2014 1〜3月期 前期比 前年同期比
韓国 2.69 2.09 2.03 29% 33%
台湾 1.81 2.03 2.59 -11% -30%
北米 1.47 1.83 1.85 -19% -20%
日本 1.26 1.11 0.96 13% 31%
中国 1.17 0.68 1.71 73% -32%
欧州 0.69 0.58 0.58 19% 19%
その他
地域
0.43 0.59 0.42 -27% 1%
合計 9.52 8.91 10.15 7% -6%
(単位:10億米ドル) 出典:SEMI/SEAJ

 SEMI 国際副社長のJonathan Davis氏は2014年12月に行われた会見*1)で、「メモリなどの需要拡大傾向は2015年も続き、デバイスメーカーの投資は拡大する」との見通しを示し、半導体製造装置の販売額は過去最高の437.6億米ドルになると予測している。

*1)関連記事:SEMIが2015年半導体製造装置市場予測を発表――過去2番目となる約440億米ドル規模へ

 なお、今回発表した半導体製造装置の総出荷額は、SEMIと日本半導体製造装置協会(SEAJ)が共同で、世界100社以上の半導体装置メーカーから毎月提供されているデータを集計したものである。

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