インタビュー
» 2015年06月22日 11時50分 UPDATE

ザイリンクス日本法人代表取締役社長 サム・ローガン氏:5年連続で国内売り上げ記録を更新! 「国内でも競合を超えた」 (1/2)

FPGA大手ベンダーのXilinxの日本法人は、2015年3月期に5年連続となる売上高最高記録を更新したという。日本法人社長のサム・ローガン氏に好調の要因などを聞いた。

[竹本達哉,EE Times Japan]

 過去5年間の年平均売上高成長率9.4%。5年連続の年間売上高記録更新――。

 Xilinxの日本法人の社長を務めるサム・ローガン氏は、このところの日本でのビジネスについて明るい表情で振り返る。2011年からサンプル出荷を開始した28nm世代FPGAが、好調に推移し、近年の急成長を支えてきた。さらにFPGAにとって、新たな用途分野である車載機器や産業機器などのアプリケーションへの浸透も、成長の一因となった。

 同社は28nm世代に続く、20nm/16nm世代の開発、出荷も加速しており、引き続き、日本国内での売り上げ記録更新を継続していく方針だ。

 ローガン氏に近年のビジネス成長の要因や、今後のビジネス/製品戦略などについて聞いた。


年平均売り上げ伸長率9.4%

EE Times Japan(以下、EETJ) 2015年3月期業績を発表されました。全社としては、23億7740万米ドルと前年比0.2%減とほぼ横ばいでした。日本法人の業績についてお教えください。

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サム・ローガン氏 日本法人としては、おかげさまで、過去最高売り上げ記録を更新することができた。過去最高記録の更新は、これで5年連続となった。

 過去5年の年平均売り上げ伸長率は9.4%。私が社長に就任した8年前と比べ、国内売上高はほぼ2倍を達成した。

 その結果、われわれの手元での分析結果ではあるが、これまで2位で推移していたFPGAベンダーとして日本国内売上高順位が、2015年1〜3月期に首位になった模様だ。Xilinxは、グローバルでFPGAのトップベンダーであると自負しているが、ようやく国内でも同じ状況になった。

EETJ 国内で躍進できた要因は、どのように分析されていますか。

ローガン氏 1つは、FPGAの主力用途である通信機器市場で、しっかりと受注を伸ばすことができた点。もう1つは、通信機器以外の用途を開拓できた点にある。

 Xilinx全社売上高のおおよそ50%は通信機器向けだが、日本に限っては20%程度であり、通信機器以外の用途の比重が高い。2015年3月期に特に好調だった車載向けをはじめ、産業機器、医療機器、民生機器でFPGAが受け入れられるようになり、近年の売り上げ成長に寄与した。

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