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» 2015年07月15日 14時55分 UPDATE

中国のLTEベースバンドチップ市場:Qualcommのシェアを奪うMediaTek (1/2)

台湾MediaTekが、LTE市場においてシェアを伸ばしている。特に、中国メーカーとの長年にわたる強力な業務提携を武器に、中国ではQualcommのシェアを奪っていくとみられている。

[Alan Patterson,EE Times]

 業界アナリストによると、MediaTekは、LTE市場でのシェアを引き続き拡大していく見込みだという。同社は今後、成長拡大の一途にある中国のスマートフォン市場における強みを利用して、世界トップのQualcommの市場シェアを奪っていくとみられる。

 台湾・台北のCredit Suisse(クレディ・スイス)のアナリストであるRandy Abrams氏が2015年7月7日(現地時間)に発表したリポートによると、LTE市場におけるMediaTekのシェアは、2014年第4四半期には20%だったが、2015年後半にはその2倍となる40〜45%に達する見込みだという。MediaTekは以前、2015年のLTE向けチップの出荷数について、1億5000万個と予測していたが、Abrams氏はそれを上回る1億6000万〜1億6500万個を見込んでいるという。

photo MediaTekの本社

 米国の市場調査会社であるStrategy Analyticsが2015年7月3日(現地時間)に発表したリポートによると、MediaTekのLTE向けアプリケーションプロセッサは、2015年第1四半期に、中国国内において勢いを増すようになったという。Strategy AnalyticsのアナリストであるSravan Kundojjala氏は、同リポートの中で、「MediaTekは今後数四半期の間に、引き続きLTEベースバンドチップ市場におけるシェアを拡大していくだろう」と述べている。

 MediaTekは、中国の現地メーカーとの間で過去10年以上にわたって強力な業務提携を構築することにより、中国国内の他のライバル企業に対して有利な立場を維持してきた。

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