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» 2015年08月25日 15時00分 UPDATE

Intelが描く次世代移動通信:5Gでは、高速通信とクラウドの組み合わせが鍵に (1/2)

Intelは「IDF 2015」で、5Gのコンセプトを紹介した。Intelは、5Gでは高速通信とクラウドコンピューティングの組み合わせが鍵になるとしている。ネットワーク開発者向けのプログラム「Network Builders Fast Track」も併せて発表した。

[Jessica Lipsky,EE Times]

 Intelは、2015年8月18〜20日に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「Intel Developer Forum(IDF) 2015」の基調講演で、5G(第5世代移動通信)に対する同社のビジョンを明らかにした。“シームレスなソリューション”というのが目標だという。

 Intelは、コンピューティングやネットワーキング、無線通信に同社の技術力を注ぎ込み、スマートフォンからルーター、基地局、クラウド、スーパーコンピュータまで、あらゆるレベルに分散コンピューティングを取り込んだ、“シームレスな5Gソリューション”の提供を目指すという。

 IDF 2015では、Intelが考える5Gのコンセプトが示された。5Gでは、高速な無線通信とクラウドコンピューティングを組み合わせることで、超小型なデバイスでも、実質的には無限にネットワークに接続することができると、Intelは考えている。Intelにとって、5Gとは、“デバイスからデータセンサーに至るネットワーク全体において、境界線をなくしていくこと”のようだ。

photo ,Intelが描く5Gのコンセプト(クリックで拡大) 出典:Intel

 Intelのプラットフォームエンジニアリング担当バイスプレジデントで、通信/デバイス部門のゼネラルマネジャーでもあるAicha Evans氏は、「携帯電話ネットワークとWi-Fi、センチ波・ミリ波帯での通信が、シームレスに統合される必要がある」と述べている。

photo IntelのAicha Evans氏 出典:Intel

 Evans氏はIDFの基調講演で、「5Gとは、高速化だけでなく、あらゆる種類の通信を統合することでもある。5Gの要素技術は、既に固まってきている」と語った*)

*)関連記事:5Gの2020年実用化は、今が正念場

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