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» 2015年11月04日 14時40分 UPDATE

ユーザーの好みに応じた情報配信が可能に:押した時だけBLE電波を発信、ボタン型ビーコン

三信電気は、ボタンを押した時だけ電波を出力し、スマートフォンなどと連動可能なBraveridge製ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」(BTN01)の販売を始めた。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 三信電気は2015年11月、ボタンを押した時だけ電波を出力し、スマートフォンなどと連動可能なBraveridge製ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」(BTN01)の販売を始めた。観光案内や緊急時の連絡などでビーコン応用システムの導入を検討している企業などに提案していく。

 新製品は、ボタンを押したときだけBLE(Bluetooth Low Energy)電波を発信する。ビーコンのサービスエリア内でBLE電波を受信したスマートフォンなどでは、アプリケーションソフトウェアを起動したり、関連するホームページを表示したりすることができる。ボタンの押し方も「シングルクリック」、「ダブルクリック」および「ボタン長押し」を使い分けることで、3パターンのBLE電波を発信することができる。電池の消費はボタンを押した時だけなので、1回当たり5秒間発信し、1日156回発信した場合に、電池(CR2032)交換無しで最低3年動作可能だという。

ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」の外観 ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」の外観
ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」の特長と主な機能 ボタン型ビーコン端末「押したときだけBeacon!」の特長と主な機能 出典:三信電気

 新製品は、外形寸法が直径46.3mm、厚み11.5mmで、重さは電池を含め8.2gである。防水仕様の設計となっており、本体カラーは黒色と白色を用意している。

 Braveridgeは、スマートフォンやPC周辺機器に強みを持つODM/OEM企業で、意匠設計から開発、製造まで自社内で一貫して行う。自社工場はApple Lightningコネクタライセンシ(iAP2)の認定を受けている。同社はこれまで、ビーコン端末としてボタン電池「CR2032」内蔵の「ドリッピー君」、単三電池を用いた「スライミー君」を開発、生産してきた。

 一般的なビーコンシステムは、スマートフォンなどを所有した利用者が、サービスエリア内でビーコン電波を受信すると、自動的にサービスが提供される仕組みとなっている。これに対して今回は、ボタンを押した時だけビーコンから電波が発せられる製品を追加した。これによって、エリア内の受信者に対して情報サービスを選択的に提供することが可能となる。

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