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» 2015年11月16日 10時30分 UPDATE

速度低下によるインターネットのイライラを解消:10G通信環境で遅延などにも強い通信プロトコル (2/2)

[馬本隆綱,EE Times Japan]
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 HpFPは、TCP互換(プログラムレベルで置き換え可能な)通信プロトコルである。このため、遅延が発生するような既存の通信環境でも、TCPのソケットライブラリをHpFPライブラリに置き換えるだけで高速にすることが可能となる。しかも、HpFPの通信ソケットライブラリは、標準的なC言語で記述されており、OSには依存しない。現在はLinux版のみを実装しているが、今後はWindows版や Mac OS X版、iOS版、Android版など、それ以外の主要なOSで動作するソケットライブラリも開発していく計画だ。

tm_151116nict04.jpg 10Gbps通信環境における通信プロトコルの利用イメージ (クリックで拡大) 出典:NICT

 なお、HpFPを利用した10G対応のインターネット環境を広く普及させていくためにNICTでは、「遠隔地からクラウドストレージに高速にアクセスできるネットワークファイルシステム」、「遠隔地からのノイズレス4k/8k映像伝送」、「1kB程度の小サイズファイルの大量ファイル高速伝送」、「高速なインターネット向けウェブアプリケーション及びウェブブラウザ」などの用途について、共同開発していくパートナーを探している。

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