R-Car H3の量産は、2018年3月を予定。今後、第3世代R-Carとして、ミドルエンド品やローエンド品などを順次展開する予定。第2世代までは、ハイエンド、ミドルエンド、ローエンドで各1品種をラインアップしたが、第3世代では「これまでよりも幅広いスケーラビリティを実現し、さまざまな車種に最適なデバイスを提供する」(吉田氏)と、より多くの品種をそろえていく方針。
開発スケジュールについても吉田氏は「第2世代までと同様のスケジュールになる見込み」とし、今後1年半ほどをかけて、品種数を整え、2018年頃に第4世代品を投入する見込み。第4世代品について大村氏は「“知性”を加えたSoCにしたい」とし、人工知能(AI)対応のSoCを目指す方針を示した。
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