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» 2016年03月15日 13時30分 UPDATE

既存製品の2倍の回線容量を、低消費電力で実現:ソシオネクスト、100Gbps伝送用ICを開発

ソシオネクストは、シングルモードファイバー向け100Gビット/秒(bps)トランシーバーIC「MB8AJ2060」を開発した。同ICは、消費電力が最大5Wと小さく、単一波長で100Gビット/秒の伝送を可能とする。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 ソシオネクストは2016年3月、シングルモードファイバー向け100Gビット/秒(bps)トランシーバーIC「MB8AJ2060」を開発したと発表した。同ICは、消費電力が最大5Wと小さく、単一波長で100Gビット/秒の伝送を可能とする。

 光ネットワーク通信では、伝送効率を高める手法として、マルチレベルシグナリング方法やボーレートを高める方法などが開発/採用されてきた。ところが、これらの手法だと比較的性能が低い光コンポーネントを用いた光ネットワークにおいては、100Gビット/秒で長距離伝送を実現するのが難しいという。そこで同社は、低ボーレートでも伝送が可能なマルチキャリア変調フォーマットの「離散マルチトーン(DMT)」方式を採用したトランシーバーICを開発し、100Gビット/秒の光通信を可能とした。

tm_160315socionext01.jpg MB8AJ2060の外観

 MB8AJ2060は、100GEやODU4、OTU4、128GFCなど複数の100Gビット/秒クラスのクライアントをサポートしている。また、クライアント側インタフェースでCAUI-4/OTL4.4/CPRIに対応することができるという。

 データ信号速度は、ライン側が25G/50G/100G、クライアント側サブレートが4×25G/2×50G/1×75Gと柔軟な構成が可能である。この他、選択可能な低レイテンシーのFECを内蔵、光コンポーネントの制御が可能な低速D-Aコンバーターを搭載、などの特長を持つ。

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