ニュース
» 2016年04月22日 13時30分 UPDATE

TECHNO-FRONTIER 2016:モーター駆動回路、過渡状態の解析も1台で対応

テレダイン・レクロイ・ジャパンは、「テクノフロンティア 2016」で、モータードライブアナライザー「MDA800シリーズ」を用いた、モータードライブパワー解析ソリューションのデモ展示を行った。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 テレダイン・レクロイ・ジャパンは、「TECHNO-FRONTIER 2016」(テクノフロンティア 2016/2016年4月20〜22日、千葉市・幕張メッセ)において、モータードライブアナライザー「MDA800シリーズ」を用いた、モータードライブパワー解析ソリューションのデモ展示を行った。

 MDA800シリーズは、入力8チャネルで分解能12ビットのオシロスコープをベースとした製品で、周波数帯域は350MHz〜1GHz、メモリ長はチャネルあたり最大250Mポイントである。10Mサンプル/秒で25秒間のデータ取り込みが可能である。三相パワー計測や実効電力、皮相電力、無効電力などの測定を行うことができる。

 展示ブースでは、実際にモーターを駆動し、その回転数や電圧、電流の変化などを時系列で測定し、モーター駆動回路の解析やデバッグを行うデモを実演した。MDA800シリーズは、モーター駆動回路のテストやデバッグに必要な機能を1台に集約している。

tm_160421teledyne01.jpg MDA800シリーズを用いて、モーター駆動回路を解析するデモの模様

8ch入力で3相を一度に測定可能

 MDA800シリーズは、入力8チャネルを備えており、3相システムの各相における電圧/電流波形を1度に測定することができる。しかも測定した波形をグループ化して分かりやすく表示することが可能である。特定タイミングにおける電力計側、時系列に変動する電力計側値の解析なども行えるという。

 MDA800シリーズは、過渡状態のパワー解析が行えること、測定した信号を波形表示できることが大きな特長である。また、オシロスコープをベースとしており、IGBTやMOSFETなどパワー半導体のテストも可能である。「モーター駆動回路のパワー解析システムは、いくつかの計測機器メーカーから提供されている。しかし、これら他社製品は定常状態に対応したもので、負荷変動時の解析が行えないシステムや、測定した信号は数値表示のみで、波形表示ができないシステムもある」(説明員)と話す。

4月発売の新製品も

 同社ブースには、ジェスチャーコントロール機能を搭載したデジタルオシロスコープ「WaveRunner 8000シリーズ」も実機を展示した。2016年4月に発表したばかりの製品である。スマートフォンやタブレット端末のように、ピンチやフリックなど指先で画面操作することができ、機能設定や表示波形の拡大/縮小などを、より少ない動作で行うことが可能となる。「直観的に操作できる」と、その操作性を高く評価した来場者も多かったという。

TECHNO-FRONTIER 2016

TECHNO-FRONTIER2016特集

>>↑↑↑特集ページはコチラから↑↑↑<<

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

All material on this site Copyright © 2005 - 2017 ITmedia Inc. All rights reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.