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» 2016年04月27日 10時30分 UPDATE

TECHNO-FRONTIER 2016:もふもふなスポンジセンサー、人とロボットをつなぐ

佐竹製作所発のベンチャー企業であるタッチエンスは、3次元方向の検出が可能なスポンジ型センサーを展示した。触ったときの感触が良いため、人とロボットの接点などに応用できるという。

[庄司智昭,EE Times Japan]

 タッチエンスは、2016年4月20〜22日に幕張メッセで開催された「TECHNO-FRONTIER 2016(テクノフロンティア 2016)」で、3次元方向の検出が可能なスポンジ型センサーを展示した。同センサーは、スポンジ表面の押しこみ量を計測。スポンジ表面の4点の変位を計測することで、傾きや“つまむ”動作の検出が可能になるという。

機械と人との接点に

スポンジ型センサー 出典:タッチエンス

 人が触ったときの感触が良いため、利用例の1つに人と多く接するロボット(家事や介護など)のヒューマンマシンインタフェースを挙げる。他にも自動車のシートや医療用ベッドなどに埋め込むことで、対象者の姿勢や動きを検知するのにも有効だ。説明員は「他の触覚センサーと比較して、小型化とコストダウンが期待できる」と語る。

 また、アミューズメント面での利用も可能だ。同社は既に、楽器デザイナーの中西宣人氏と共同プロジェクトを立ち上げ、3Dタッチインタフェースを開発。さまざまな奏法に対応できる新たな演奏ツールとしている。

佐竹製作所発の6年目ベンチャー

 タッチエンスは、佐竹製作所の1事業部門として2010年に設立。東京大学と産学連携を活用して開始したセンサー事業が基盤となっている。2011年に分社化し、佐竹製作所の子会社となった。

タッチエンスの枠組み 出典:タッチエンス

 同社のWebサイトによると、「佐竹製作所が経営資源を提供し、東京大学のセンサー開発者である教授/特任助教授が2011年に非常勤取締役として参画。日本政策金融公庫が資金をサポートする産学官連携のスキームにて誕生した新会社」という。

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