ニュース
» 2016年05月27日 13時30分 UPDATE

ワイヤレスジャパン/WTP 2016:BLEで双方向の音声通信、STマイクロがデモ

STマイクロエレクトロニクスは、「ワイヤレスジャパン 2016」で、Bluetooth Low Energy(BLE)を用いた双方向音声通信のデモ展示を行った。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 STマイクロエレクトロニクスは、「ワイヤレスジャパン 2016」(2016年5月25〜27日、東京ビッグサイト)で、Bluetooth Low Energy(BLE)を用いた双方向音声通信「BlueVoice」のデモ展示を行った。

 デモに用いたハードウェアは、ARM Cortex-M4コア搭載マイコン「STM32F446RE」ボード、BLEネットワークプロセッサ「BlueNRG」搭載の無線モジュール及びMEMSマイク搭載ボードからなるモジュールである。それと出力用のスピーカーで構成。これを2セット用意した。

BLEによる双方向音声通信「BlueVoice」のデモの模様

 これまでもADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation、適応的差分パルス符号変調)方式を用い、マイクで入力した音声をBLEで通信するデモを行ってきたが、片方向しか対応できなかった。今回は、ロイヤリティフリーの非可逆音声圧縮フォーマット「Opus(オーパス)」を用いた。ビットレートは可変で、MP3などに比べて遅延も極めて小さいという。

 音声の通信は、機器のマスター側とスレーブ側で接続時に行われる「ノーティフィケーション(通知)」という仕組みを使って、圧縮された音声データを10ミリ秒ごとに送信する。これによって、BLEでの双方向音声通信を可能としたという。

 用途としては、これまでBluetoothクラシックで対応してきたヘッドセットを始め、電話会議やドアホン、音声操作のリモコンなど、低消費電力というBLEの強みを生かせる分野に提案していく。

ワイヤレステクノロジーパーク 2016特集ページ

ワイヤレステクノロジーパーク 2016特集

>>↑↑↑特集ページはコチラから↑↑↑<<

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

All material on this site Copyright © 2005 - 2017 ITmedia Inc. All rights reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.