2016年9月16日に、「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」と同時に発売された新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 2」。前世代品に比べて明るさが2倍の第2世代感圧タッチ対応有機ELディスプレイ(「Retinaディスプレイ」)を搭載し、ISO規格22810:2010に基づく水深50mの耐水性能がある。GPSも内蔵された。プロセッサは、前世代品に比べて50%高速になっているという。
iFixitが分解しているので、幾つかの写真から、Apple Watch Series 2の核となる部品を見ていきたい。
まずは筺体を開けたところだ。バッテリーが最も大きな面積を占めているのが見て取れる。バッテリー容量は1.03Wh(4.35V×237mAh)である。
ボードのICは、図版の赤枠がAppleの「343S00092」、オレンジは「20211CP TD1628A」、黄色はNXP SemiconductorsのNFCコントローラーIC「67V04」である。NFCコントローラーICは、「iPhone 7 Plus」に搭載されているものと同じものだ。
上は分解後の画像だ。前列左から2個目には、AppleのSiP(System in Package)「S2」があるのが分かる。
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