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» 2016年11月16日 15時35分 UPDATE

ET2016速報レポート:5分で始めるセンサー評価、ロームが新製品を展示

ロームは、「Embedded Technology 2016」「IoT Technology 2016」(2016年11月16〜18日/パシフィコ横浜)で、容易にセンサーの評価が可能になるキットの新製品を展示した。

[庄司智昭,EE Times Japan]

インタフェースにUSBを追加

センサー評価キットの新製品 (クリックで拡大)

 ロームは、2016年11月16〜18日にパシフィコ横浜(横浜市)で開催されている展示会「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」で、センサー評価キット「センサメダル(SensorMedal-EVK-002)」の新製品を展示した。

 同社が、2016年3月に発表した前世代の「SensorMedal-EVK-001」は、直径約33mm/厚さ約11mmとメダル形状となっている。基板上には、加速度センサーと気圧センサー、地磁気センサー、ジャイロセンサーに加えて、16ビットの低消費電力マイコン、Bluetooth Smart対応モジュールが実装されている。

 前世代の発表後、センサーやマイコンの量産出荷まで数件つながるなど引き合いは多かったが、一方で課題も見えてきたという。例えば、Bluetoohの通信では、データの転送に数十ミリ秒の時間がかかる。担当者によると、振動検知などデータを高速に取得したい顧客にとっては、マイクロ秒単位で転送したいという要望が多かったという。

 そのため、SensorMedal-EVK-002では、有線でのデータ転送(USB)に対応している。これにより、高速なデータ転送を可能にするだけでなく、OSもiOS/Androidに加えて、「Windowsを選択できるようになった」(担当者)と語る。

 センサー自体も同社の新製品を採用。ジャイロセンサーに関しては、前世代では他社製品を用いていたが、同社の「KXG03-1034」を採用した。また、照度センサーやホールセンサーなど、新しく加えたいセンサーを外付けで追加することも可能になっている。

 担当者は、「今までは仕様書を見て使えるかどうかを判断していたが、センサーは実際に使ってみないとわからないことが多い。そのため、ハードウェアベンダーとして、プロトタイピング設計のお助けをしたいという思いから開発した。センサメダルを活用することによって、センサーの評価を5分で行うことを可能にする」と語る。

 前世代では、アプリケーションにウェアラブル端末などを想定していたが、「工場や自動車分野で、センサーを活用してない機器に試したい」という要望が多かったという。

 新製品の販売開始は2017年1〜4月、価格は約1万5000円を予定しているとした。

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