コラム
» 2016年12月29日 07時00分 UPDATE

編集長、どれか買ってください!:気になっているIoTデバイスを10個まとめてみた (2/3)

[庄司智昭,EE Times Japan]

スマートロックロボット「Akerun」

スマートロックロボット「Akerun」の利用イメージ (クリックで拡大) 出典:フォトシンス

 4つ目に紹介するのは、フォトシンスが提供するスマートロックロボット「Akerun」です。Akerunは同社が2015年に発表した後付けのスマートロックです。ドアに取り付けた本体とスマートフォンをBluetooth Low Energy経由で認証することで、鍵の開け閉めができる仕組みとなっています。工事や工具不要で取り付け可能で、家族や友人との鍵シェアを容易にできることが特長として挙げられます。


 2016年7月には高機能化した「Akerun Pro」を発表。従来より15倍の開閉スピード、1日100回の利用で約半年の寿命を実現しています。NFCリーダーを用いることで、SuicaやPASMOなどのNFCカードで施錠・解錠も可能となりました。

 飲み会終わりに鍵をなくしたことがある人も多いのではないでしょうか。物理的な鍵を持ち歩かず、スマートフォンだけで完結してしまう世界は便利そうです。国内では、他にもQrioやライナフなどがスマートロックを提供しています。

多言語音声翻訳「メガホンヤク」

メガホン型多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」 出典:パナソニック

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて大きな期待がかかる技術の1つに、自動翻訳が挙げられると思います。5つ目に紹介するのは、多言語音声翻訳機です。

 パナソニックが2016年2月に行ったプライベート展示会では、ウェアラブル型の多言語音声翻訳機が展示されていました。2015年の発表当時は、Bluetoothでスマートフォンに音声データを送り、スマートフォンからクラウド上の翻訳エンジンに送るといった仕組みでした。プライベート展示会では、端末にWi-Fi機能を内蔵したことで、従来2〜3秒かかっていた反応時間を約1秒に向上したといいます。

 2016年11月にはメガホン型の多言語音声翻訳サービス「メガホンヤク」を法人向けに発表しています(どこかのアニメに出てきそうな名前です)。日本語を英語、中国語、韓国語に翻訳する機能を搭載。あらかじめ約300個の定型文が登録されていますが、クラウドサービスを活用することで追加もできるようです。同年12月には東京メトロが浅草駅、明治神宮前駅で導入することを発表しています。

 現在はあらかじめ登録した定型文を翻訳する形のため、完全な自動翻訳と呼ぶにはまだ難しいようですが、2020年にはどこまで進化しているのでしょうか。楽しみです。

落し物を追跡するIoTタグ「MAMORIO」

落し物を追跡するIoTタグ「MAMORIO」 (クリックで拡大) ※2016年11月に行った取材時に撮影

 飲み会の後に財布やスマートフォンをどこかに置き忘れたことのある人は多いのではないでしょうか。6つ目に紹介するのはそんな時に役立つ、落し物を追跡するIoTタグ「MAMORIO」です。

 MAMORIOは、Bluetooth Low Energy(BLE)対応のビーコンを活用するタグです。このタグを財布やクルマの鍵など、紛失したくない物に取り付けます。スマートフォンとペアリングすると、置き忘れ防止のアラートが通知されたり、紛失時にどこに置き忘れたかを地図に表示できたりします。35×19×3.4mmと小型なのが特長の1つです

 紛失物が盗まれた場合はどうするの?という疑問が残りますが、MAMORIOにはユーザー同士で紛失物を探す「クラウドトラッキング」(特許取得済み)機能があります。この機能をONにすると、紛失中の物に取り付けられたMAMORIOがサーバに登録されます。他のユーザーが、紛失中のMAMORIOの近くを通って電波を受信すると、その地点の情報がサーバを経由して持ち主のスマートフォンに届く仕組みとなっています。ちなみに、持ち主以外のユーザーには、誰かのMAMORIOを見つけた通知は出ないようです。ユーザーが増加すればするほど、紛失物の発見確率がより高くなるという面白い機能です。

有名だけど、スマート照明「Hue」

 7つ目に紹介するのは、Philipsが提供するスマート照明「Hue」です。既にご存じの方も多いと思いますが、Hueはスマートフォンの専用アプリを用いて、照明の色や明るさを変えることができます。Appleの「HomeKit」にも対応しているため、iOSデバイスでは音声アシスタント機能「Siri」による音声制御も可能となっています。

スマート照明「Hue」 (クリックで拡大)

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