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» 2017年02月02日 17時10分 UPDATE

「iPhone 7」の成功を受け:2016Q4のスマホシェア、AppleがSamsungを抜く

IDCが、2016第4四半期(10〜12月)におけるスマートフォンの出荷台数ランキングをまとめた。それによると、AppleがSamsung Electronicsを抜いて首位となった。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]

Appleが首位に

 米国の調査会社であるIDCは2017年2月1日(米国時間)、2016年第4四半期(10〜12月)におけるスマートフォンの世界出荷台数が4億2850万台と発表した。前年同期の4億70万台に比べて6.9%の増加となる。ちなみに2016年通年では14億7000万台となり、2015年の14億4000万台から2.3%の増加となった。

2016年4〜6月の世界スマートフォン出荷台数シェア
順位 メーカー名 2016年10〜12月
出荷台数
2016年10〜12月
市場シェア
2015年10〜12月
出荷台数
2015年10〜12月
市場シェア
前年同期比
増減
1 Apple 7830万台 18.3% 7480万台 18.7% 4.7%
2 Samsung 7750万台 18.1% 8170万台 20.4% ▼5.2%
3 Huawei 4540万台 10.6% 3270万台 8.2% 38.6%
4 OPPO 3120万台 7.3% 1440万台 3.6% 116.6%
5 vivo 2470万台 5.8% 1210万台 3.0% 104.7%
その他 1億7140万台 40.0% 1億8500万台 46.2% ▼7.3%
合計 4億2850万台 100.0% 4億70万台 100.0% 6.9%
出典:IDC

 今回のランキングで最も注目すべき点は、AppleがSamsung Electronicsを抜いて首位となったことだろう。Appleは最新機種の「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」が好調で、同四半期の出荷台数は7830万台に上り、四半期ベースの出荷数としては過去最高を記録した。前年同期比で4.7%増加している。IDCはリリースの中で、「iPhone 7およびiPhone 7 Plusは、外観のデザインでは前世代品との大きな違いはなかったものの、プロセッサやカメラの性能が大幅に向上し、防水機能を追加し、新しいカラーも用意した。次世代品は、初代iPhoneが発売されてから10年という節目に当たることもあり、早くも注目が集まっている」と分析している。

 一方、首位の座をAppleに明け渡したSamsung Electronicsの出荷台数は7750万台で、前年同期比で5.2%の減少となった。「Galaxy Note 7」はバッテリーの発火問題で大規模なリコールに発展したが、もう1つのフラッグシップ機である「Galaxy S7」や「Galaxy J」シリーズが堅調だったとIDCは説明している。今回Samsungのシェアは20%を切ったが、これは過去4年間で初めてだという。IDCは、「次世代のフラッグシップ機である『Galaxy S8』の市場投入を先延ばししている時間は、Samsungにはない」としている。

 3〜5位には、Huawei、OPPO、vivoと中国メーカーがランクインした。3位のHuaweiは、AppleとSamsungに続くという位置は変わらないが、Huaweiとしては初めて、10.6%とシェアが2桁を超えた。OPPOとvivoは、出荷台数が前年同期比でそれぞれ116%増、104%増と、大幅に伸ばしている。

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