電子情報技術産業協会(JEITA)は、第2回「JEITAベンチャー賞」の受賞企業7社を発表した。受賞した企業がJEITA正会員として入会する場合、協会会費の負担を2年間免除する制度も新設した。
電子情報技術産業協会(JEITA)は2017年3月16日、第2回「JEITAベンチャー賞」の受賞企業7社を発表した。JEITAベンチャー賞は「成長性・先導性」「波及性」「社会性」の視点から技術産業に貢献するベンチャー企業を審査し、表彰する取り組みだ。
対象となるのは創業後15年以内で、電子情報技術産業発展への貢献が期待される企業である。今回で2回目を迎え「セキュリティ」「人工知能(AI)」分野に関するベンチャー企業や、日本進出を検討する海外のベンチャー企業も選考対象に新しく加わった。
JEITA代表理事で会長を務める東原敏昭氏は「さまざまな社会課題を解決するSociety 5.0をいち早く日本で実現するため、異業種やベンチャー、海外との連携を推進することが重要になる。そのために、今回から選考対象の間口を広げた」と語る。
受賞企業7社は、以下の通りとなっている(50音順)。
受賞した7社のベンチャー企業は、CPS/IoTの総合展となった「CEATEC JAPAN」への出展やJEITAが主催するシンポジウムやセミナーなどへの参画を予定している。
また、2017年3月16日からJEITAベンチャー賞を受賞した企業がJEITAに正会員として新規に入会する場合、協会会費の負担を2年間免除する「ベンチャー優遇特例制度」も新設。第1回で受賞したアロマジョイン、つくばテクノロジー、トリマティス、ルートレック・ネットワークスが同制度を利用し、JEITA正会員になったという。
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