ワイヤレスジャパン2017
ニュース
» 2017年05月29日 13時30分 UPDATE

WTP 2017:現場の興奮や躍動を、遠隔地で即時に体感

パナソニックは、「ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2017」内の特設パビリオン「5G Tokyo Bay Summit 2017」において、同社の360度ライブカメラで撮影した映像をヘッドマウントディスプレイで視聴するデモなどを行った。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

非圧縮4K/30pで出力可能な360度ライブカメラ

 パナソニックは、「ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP)2017」(2017年5月24〜26日、東京ビッグサイト)内に併設されたパビリオン「5G Tokyo Bay Summit 2017」において、同社の360度ライブカメラで撮影した映像をヘッドマウントディスプレイなどで視聴するデモなどを行った。

360度ライブカメラで撮影した映像をヘッドマウントディスプレイなどで視聴

 パナソニックは、高精細の360度ライブカメラや放送用4Kカメラレコーダー、監視用カメラ、ウェアラブルカメラなどさまざまな映像機器を提供している。これらの技術、製品を5G無線技術と融合させることで、新たな映像視聴の在り方を提案する。すでにNTTドコモと協力し、臨場感ある高精細映像を無線伝送するための共同実験も始めている。

 例えば、エンターテインメントやスポーツ会場の臨場感ある映像や音声を高精細カメラで撮影し、この映像を5G技術でスマートフォンやタブレット端末などにリアルタイムに伝送する。これによって視聴者は、自宅などに居ながらライブ会場にいるような雰囲気を感じることができる。複数の高精細監視カメラと連動すれば、マラソンなど広域で行われるスポーツも、躍動感ある映像を離れた場所で楽しむことができるという。

 ブースには、360度映像を非圧縮4K/30pで出力可能な360度ライブカメラなどを展示した。2017年8月より発売する360度ライブカメラは、4系統のカメラ映像をつなぎ合わせるが、その時に接合部の被写体を自動で検出し、ステッチング位置を常時変更する。これによって、つなぎ目が分からない自然な映像を生成することができるという。4系統あるカメラ映像の露出やホワイトバランスも、撮影環境に応じ自動で制御する。

 会場では、360度ライブカメラで事前に撮影した映像を蓄積データとして用意した。この映像をヘッドマウントディスプレイやタブレット端末で視聴するデモを行った。

 パナソニックはこの他、階層的にセルを配置する5G HetNet(Heterogeneous Network)において、位置情報や通信履歴情報などから、最適なセルを選択することができる技術を開発している。また、無線部で通信履歴を基に帯域を推定し、映像部が推定した帯域を用いて伝送レートを制御する技術の開発などにも取り組んでいるという。

特集ページ「ワイヤレスジャパン/WTP 2017」はこちらから

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

All material on this site Copyright © 2005 - 2017 ITmedia Inc. All rights reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.