ニュース
» 2017年06月09日 11時30分 UPDATE

Smart Sensing 2017:人の位置と数を検知、オムロンの人感センサー

オムロンは、「Smart Sensing 2017」で、人の位置や人数を検出することができる画像型人感センサー(HVC-F)を参考展示した。空調機器や照明器具の制御を、より効率的に行うことが可能となる。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

独自の画像センシング技術「OKAO Vision」を活用

 オムロンは、「Smart Sensing 2017」(2017年6月7〜9日、東京ビッグサイト)で、画像型人感センサー(HVC-F)「B5Z-001001」を参考展示した。人の位置や人数を検出することができるため、より効率的な空調機器や照明器具の制御が可能となる。

 画像型人感センサーは、人画像をリアルタイムに検出、認識する独自の画像センシング技術「OKAO Vision」を活用している。高さが最大5mの天井に取り付けた場合、検出エリアは7.2×7.2mとなる。動作時はCCDイメージセンサーで撮影した映像を基に人体を検出する。また、検出エリアの左上を原点として位置座標を算出する。これによって、検出エリア内にいる人の数と位置が分かる。同時検出人数は最大35人。

人の位置と数を検出できる画像型人感センサー(手前にある筒状の製品)の外観

 待機時や暗い環境では内蔵した焦電センサーで人体を検出する。待機時にCCDイメージセンサーが作動していなくても、検知エリア内に侵入した人を焦電センサーが検知すれば、1秒以内にCCDイメージセンサーを作動させることができる。人感センサーは動体検知も行うため、静止しているマネキン人形などを誤認識することはないという。

 従業員の入退室が多いオフィスや工場の休憩室、会議室などにおける空調制御や照度制御などに有用だ。また、病院や商業施設などにおける混雑度合いの把握と混雑緩和対策への活用、なども応用事例として挙げた。画像型人感センサーは、2017年中にも発売する予定である。

 この他、人の状態を認識する組み込み機器用画像センサー「ヒューマンビジョンコンポ(HVC-P2)」も併せて紹介した。人体検出や顔検出、手検出などに加え、年齢推定や性別推定、表情推定、顔認証など、10種類の人理解画像センシング機能を搭載している。自販機やサイネージなどに組み込めば、属性情報に基づいて客層分析やおすすめ商品の提案などが可能になるという。

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

RSSフィード

All material on this site Copyright © 2005 - 2017 ITmedia Inc. All rights reserved.
This site contains articles under license from UBM Electronics, a division of United Business Media LLC.