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» 2017年08月22日 10時30分 UPDATE

SamsungとAppleは微増:2017Q2のスマホシェア、中国勢が大きく成長

IDCが、2017年第2四半期(4〜6月)のスマートフォン世界出荷台数のランキングを発表した。前年同期に比べスマートフォン市場はわずかに縮小したものの、上位5社はいずれも成長を遂げた。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]

中国勢が2桁成長

 米国の調査会社であるIDCは2017年8月2日(米国時間)、2017年第2四半期(4〜6月)におけるスマートフォンの世界出荷台数が3億4160万台と発表した。前年同期比で1.3%減、前四半期では0.8%減となっている。

2017年4〜6月の世界スマートフォン出荷台数シェア
順位 メーカー名 2016年4〜6月
出荷台数
2016年4〜6月
市場シェア
2017年4〜6月
出荷台数
2017年4〜6月
市場シェア
前年同期比
増減
1 Samsung 7860万台 22.7% 7980万台 23.3% 1.4%
2 Apple 4040万台 11.7% 4100万台 12.0% 1.5%
3 Huawei 3220万台 9.3% 3850万台 11.3% 19.6%
4 OPPO 2270万台 6.6% 2780万台 8.1% 22.4%
5 Xiaomi 1330万台 3.9% 2120万台 6.2% 58.9%
その他 1億5880万台 45.9% 1億3340万台 39.0% ▼16.0%
合計 3億4610万台 100.0% 3億4160万台 100.0% ▼1.3%
出典:IDC

 上記の表からも分かる通り、2017年第2四半期におけるスマートフォン市場はやや縮小ぎみだったが、出荷台数ランキングの上位5社は、いずれも成長している。2016年第2四半期に比べて、Samsung ElectronicsとAppleの成長は、ほぼ横ばいだったが、残り3社のHuawei、OPPO、Xiaomiの中国勢は、いずれも大幅に成長した。

Samsung Electronicsの「Galaxy S8+」 出典:Samsung

 「Galaxy Note 7」ではバッテリーの発火事故で大きなダメージを受けたSamsungだったが、最新のフラグシップである「Galaxy S8」「Galaxy S8+」で、このダメージを覆した。IDCは、「18:9のアスペクト比の画面を導入したGalaxy S8が、重要な役割を果たした」と分析している。IDCによれば、エッジスクリーンに対するユーザーの評価も良く、2018年以降は、他のメーカーも同じようなデザインの機種を投入するだろうとみている。

 Appleは、4100万台を出荷し、2016年第2四半期の4040万台に比べて1.5%の成長となった。IDCは「ハイエンドスマートフォン市場において『iPhone』のブランド力は相変わらず強い」と分析している。

 Huaweiは、中国の他、欧州でも出荷数が増えたことで、前年同期比19.6%増と大幅に成長した。フラグシップの「HUAWEI P10」「HUAWEI Mate 9」を含め、ミッドレンジとハイエンド機種で健闘しているが、IDCは、さらに成長するには米国での普及が必要だとしている。OPPOは、前年同期比で22.4%成長した。特に東南アジアでシェアを伸ばしていて、2017年第2四半期の間に、インドでサービスセンターを増やし、タイでも店舗を増やした。5位にランクインしたXiaomiは、前年同期比で58.9%の成長を遂げた。OPPO同様、インド市場での勢力拡大に積極的になっている。

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