CEATEC JAPAN 2017
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» 2017年10月11日 15時30分 公開

Lattice、3年ぶりの「CEATEC」で:USBの代わりの無線コネクターなど主要製品を展示

Lattice Semiconductorは、3年ぶりの出展となった「CEATEC JAPAN 2017」で、超小型のFPGAや、USBコネクターの代わりに使える無線コネクター技術など、同社の主要製品を展示した。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]

3年ぶりの出展

 Lattice Semiconductor(以下、Lattice)は「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3〜6日、幕張メッセ)に3年ぶりに出展し、スマートホーム、スマートファクトリー、スマートカー、スマートシティーの4つの分野に向けた主要な製品を展示した。

 Latticeの代表的な製品が、小型で低消費電力を特長とする同社のプログラマブルロジック「MachXO3」ファミリーや「iCE40」ファミリーだ。CEATECでは、これらを搭載したスピーカーなどを展示した。複数のセンサーやカメラ、マイクからのデータを1つのインタフェースに集約して、ビデオプロセッサに送ることができる。

Lattice Semiconductorの超小型プログラマブルロジック(クリックで拡大)

 USBコネクターなど標準的なI/Oコネクターの代わりに使用できる、無線コネクター技術「SiBEAM Snap」も展示した。名前から分かる通り、Latticeが2004年に買収した旧SiBEAMが手掛けてきた技術である。60GHz帯を使い、最大12Gビット/秒(bps)の双方向帯域幅を実現する。

左=「SiBEAM Snap」チップを搭載した基板/右=360度カメラを取り付けたスマートフォン「Essential Phone」。カメラで撮影した映像を、SiBEAM Snapを使ってスマートフォンに転送している(クリックで拡大)

 2016年に発表したMIPI D-PHYブリッジIC「CrossLink」も展示した(関連記事:MIPI D-PHYブリッジIC、ラティスが製品化)。12Gbpsの帯域幅で、最大4Kの解像度に対応するデバイスで、MIPI D-PHYの他、MIPI CSI-2、MIPI DSI、CMOS、LVDSなどのインタフェースをサポートする。MIPIのインタフェースをハードIP(Intellectual Property)コアとして内蔵しているので、「高性能のMIPIを使ってもらえることが特長」(Lattice)だという。デモでは、カメラからのパラレルデータを、CrossLinkによってMIPIに変換、アプリケーションプロセッサに送信して、ディスプレイに表示していた。

左=「CrossLink」を搭載した基板/右=デモでは、CrossLinkでMIPIに変換し、プロセッサに送信した画像を表示した(クリックで拡大)

 iCE40ファミリーの1つ、「iCE40 UltraPlus」を使ったデモとして、顔認証システムを展示した。カメラに映っているものが人の顔かどうかを判別するシステムで、カメラインタフェースやLEDドライバー、ニューラルネットワーク、RISC-VをiCE40 UltraPlusに搭載している。デモでは、人の顔を認識するとLEDが点灯した。Latticeによると、このようなシステムでは一般的に大規模なアプリケーションプロセッサを使うことが多いが、それをiCE40 UltraPlusに置き換えることで、システム全体の低消費電力化につながるという。

左=「iCE40 UltraPlus」を使った顔認証システムの構成。人が来たらオンになる照明やPCなどにも応用できる/右=デモで使用した、iCE40 UltraPlusを搭載した基板。ここにLEDも搭載されていて、人の顔を認識すると点灯する。判別の精度は高く、筆者が写真を撮ろうとカメラを目の前に構えた(=システムが顔を認識できなくなった)途端、LEDが消えてしまった(クリックで拡大)

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