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» 2017年11月08日 09時30分 公開

海外製造現場のIoT化を推進:OKIの無線通信モジュール、第1弾はFCC対応

OKIは、海外規格対応のサブギガ帯無線通信モジュール「SmartHop」を発表。その第1弾として米国FCC規格に対応した製品を販売した。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

海外モデルの早期市場投入を支援

 OKIは2017年11月、海外規格対応のサブギガ帯無線通信モジュール「SmartHop」を発表した。その第1弾として、米国FCC規格に対応する製品を販売した。今後も海外向けIoT(モノのインターネット)製品への対応を行っていく計画だ。

 同社は、製造現場のIoT(モノのインターネット)化に適した920MHz帯マルチホップ無線通信モジュールを販売している、この通信モジュールは、既に国内で販売されている70機種のIoT関連製品に搭載されているという。新製品はこれらのユーザーが、米国や東南アジアなどで展開する製品の早期開発、市場投入を支援するために用意した。

FCC規格に対応した無線通信モジュールの外観

 新製品は、国内で多くに納入実績を持つ920MHz帯無線通信モジュール「MHシリーズ」をベースに開発した。このため、国内の無線規格に対応したMHシリーズを採用している企業や機器メーカーは、既存の実装基板を大幅に変更することなく、海外の無線規格に対応した通信モジュールを機器に搭載することができるという。

 FCC規格対応製品は、「FCC Part 15 Subpart C(15.247)」に準拠し、周波数帯は902.4〜927.6MHzを用いる。内蔵アンテナやオプションの外部アンテナを利用する場合は、別途ユーザーが認証を取得する必要はない。

 また、無線通信モジュールは実装したマイコンにより、無線マルチホップ通信に必要な動的経路、静的経路の選択や無線ネットワークの認証、無線区間の暗号化といった機能を標準でサポートしている。さらに、機器間のシリアル通信を透過的に接続する機能も備えた。これにより、汎用的なシリアル通信手段で、複数ベンダーのセンサー端末や各種機器を相互接続する無線システムも容易に構築することができるという。

 この他、モジュールを設定するためのアプリケーションプログラミングインタフェースや、モジュール用の保守コンソールソフトウェアなどを用意している。

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