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» 2017年11月13日 14時30分 公開

RX65N/RX651:ルネサス、セキュリティ強化したIIoT用MCU

ルネサス エレクトロニクスは2017年11月13日、産業用IoT(モノのインターネット)機器向けの32ビットマイコンとして、セキュリティ機能を強化した「RX65N/RX651グループ」のサンプル出荷を開始した。

[竹本達哉,EE Times Japan]

rusted Secure IP内蔵

 ルネサス エレクトロニクスは2017年11月13日、産業用IoT(モノのインターネット)機器向けの32ビットマイコンとして、セキュリティ機能を強化した「RX65N/RX651グループ」のサンプル出荷を開始したと発表した。

 産業用IoT(以下、IIoT)では、エンドポイントで動作するシステムのファームウェアのアップデートを行うために、セキュアなネットワークコネクティビティが求められている。そうした中で新製品は、暗号アルゴリズム試験「Cryptographic Algorithm Validation Program(CAVP)」の認証を取得したTrusted Secure IPフラッシュのプロテクト機能などを備える。このTrusted Secure IPの内蔵により、Trusted Secure IPによる暗号鍵保護をはじめ、AES、3DES、SHA、TRNGなどの暗号ハードウェアアクセラレーター処理、フラッシュのエリアプロテクションによるブートコード保護が行える。また、バックグランドオペレーション(BGO)とSWAP機能をサポートするデュアルバンクフラッシュにも対応。その結果、セキュアなセットワーク通信を通じたフラッシュメモリのファームウェアアップデートを可能にするという。

「RX65N/RX651グループ」の製品イメージ (クリックで拡大) 出典:ルネサス エレクトロニクス

 新製品は40nmプロセスで製造し、CPUにはRXv2コアを採用。CPUは、最大120MHzで、1MHzあたり4.55Core Markという高い電力効率で動作する。ヒューマンマシンインタフェース(HMI)機能として、高機能なグラフィックス機能、TFTコントローラー、2Dグラフィックアクセラレーターを搭載し「IIoT向けに最適化されたHMI機能により、優れたユーザビリティを提供できる」(ルネサス)。なお、WQVGAディスプレイサイズを選択した場合、640Kバイトの内蔵RAMをディスプレイフレームバッファとして使用し、外付けRAMを削減できる。

 パッケージは、100ピンLFQFNPや145ピンTFLGAなどをそろえ、コードフラッシュ1.5Mバイト品、同2Mバイト品については、176ピンLFQFPや176ピンLFBGA、177ピンTFLGAなどのパッケージもそろえる。

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