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第1回 次世代モバイル通信展 特集
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» 2018年04月11日 13時30分 公開

「第18回 光通信技術展」:持ち運びできるミリ波対応スペアナ、アンリツが展示

アンリツは、「第18回 光通信技術展」(2018年4月4〜6日、東京ビッグサイト)で、ミリ波に対応する、持ち運びできるスペクトラムアナライザー(スペアナ)を展示した。

[村尾麻悠子,EE Times Japan]

 アンリツは、「第18回 光通信技術展」(2018年4月4〜6日、東京ビッグサイト)において、同社の持ち運びできるスペクトルアナライザー(スペアナ)「SpectrumMaster」シリーズのうち、ミリ波帯に対応する「MS2760A」を展示した。

 今回展示した製品は、9k〜110GHzの帯域幅をサポートする。5G(第5世代移動通信)で使用する可能性が高いミリ波帯の候補である28GHz帯や、IEEE 802.11ad(WiGig)で使われる60GHz帯もカバーできる製品となっている。

 DANL(表示平均雑音レベル)は、110GHzにおいて−127dBm(標準値)。TOI(3次インターセプト)は2GHzにおいて+35dBm。振幅確度は±0.5dBである。

 アンリツの説明担当者は、「ミリ波に対応するスペアナは、だいぶ大型なのが一般的だ。MS2760Aと同等サイズになると、通常は、6GHzくらいまでしか対応できない。MS2760Aは、110GHzをフル掃引できるスペアナでありながら、持ち運びできるほど小型な点が大きな特長となっている。開発中、“ちょっと測定したい”と思った時に使用できる製品だ」と説明する。

 現時点では、5G向けよりも車載レーダーの開発に使いたいという声が多いという。価格については要問い合わせ。

「MS2760A」のデモ。60GHz帯の電波の信号強度を確認している(クリックで拡大)

 もともとアンリツは、1個のICで、高い周波数をIF(中間周波数)に変換できる技術を持っていた。「その技術を用いてスペアナを開発しようというプロジェクトから生まれたのが、今回のMS2760Aになる」(同社)

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