SEMIは2018年6月4日(米国時間)、2018年第1四半期(1~3月)の世界半導体製造装置出荷額が四半期として過去最高の約170億米ドルとなったことを発表した。また、同年3月が前月比59%の急成長を遂げ、月間の出荷額としても過去最高となる78億米ドルを記録している。
SEMIは2018年6月4日(米国時間)、2018年第1四半期(1~3月)の世界半導体製造装置出荷額が四半期として過去最高の約170億米ドルとなったことを発表した。また、同年3月が前月比59%の急成長を遂げ、月間の出荷額としても過去最高となる78億米ドルを記録している。
2018年第1四半期の出荷額は、前期の約151億米ドルより12%、前年同期の約131億米ドルからは30%の成長となった。
地域別にみると、韓国は前期比35%、前年同期比78%の成長を果たし約62.6億米ドルと、首位の座を守った。急拡大基調にある中国も、前期比49%、前年同期比31%の増加で約26.4億米ドルと台湾を上回り、2018年Q1では第2位の地域となっている。台湾は、約22.7億米ドルと前期比-22%、前年同期比-35%のマイナス成長で、市場規模は第3位と後退した。
日本は堅調な伸びを維持し、前期比9%、前年同期比70%の増加で約21.3億米ドル。欧州は、前期比と前年同期比ともに2桁成長で約12.8億米ドル。北米は、前期比・前年同期比ともに2桁のマイナス成長となり約11.4億米ドルとなった。
この統計は日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で、世界95社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したものとなる。
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