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» 2018年06月08日 09時30分 公開

日立超LSIが技術開発:単眼カメラで物体検出と測距、独自の深層学習で実現

日立超LSIシステムズは、独自のディープラーニング技術を用いて、単眼カメラの映像からリアルタイムに物体を検出し、物体までの距離推定も可能とする画像認識ソリューションの提供を始めた。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

 日立超LSIシステムズは2018年6月、独自のディープラーニング技術を用いて、単眼カメラの映像からリアルタイムに物体を検出し、物体までの距離推定も可能とする画像認識ソリューションの提供を始めた。

物体検出と測距用のソフトウェアライブラリーを開発

 同社は、単眼カメラで撮影した映像から、自動車や歩行者、道路の白線などを検出する「物体検出ソフトウェアライブラリー」と、検出物体までの距離を推定する「測距ソフトウェアライブラリー」を開発した。これらのライブラリーは、NVIDIA製組み込み機器モジュール「Jetson TX2」上で動作するという。追加学習サービスも提供する。監視システムなどを構築する場合に、特殊な車両や自転車、バイク、特徴的人物などの検出も可能となる。

物体検出ソフトウェアライブラリーと測距ソフトウェアライブラリーを用いた応用例。左が検出、右が測距の事例 出典:日立超LSI

 提供する画像認識ソリューションの特長として、「独自のディープニューラルネットワーク(DNN)技術で高速に物体を検出」「単眼カメラで物体の検出が可能」さらに、「単眼カメラでも映像を俯瞰画像に変換することで物体までの距離を推定できる」などを挙げている。

 ソリューションとしては、ディープラーニングによる学習から推論評価、距離推定が可能な「開発ライセンス」、初期評価に向けた実装サービス「初期導入サービス」および、教師データや学習パラメーターの作成などを行う「追加学習サービス」などのパッケージを用意している。価格は個別見積もり。

 画像認識ソリューションは、工事現場や工場、事務所、交差点などにおける監視システムなどの用途に向ける。

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