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キーサイト、高性能オシロに13G〜70GHz帯モデルを追加13〜110GHz帯域をカバー(2/2 ページ)

» 2018年09月21日 11時30分 公開
[馬本隆綱EE Times Japan]
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信号生成から信号解析までの統合評価ソリューション

 キーサイト・テクノロジーは、110GHz光変調アナライザー「N4391B」と120Gサンプル/秒の任意波形発生器「M8194A」も同時に発表した。

左は110GHz光変調アナライザー「N4391B」、右は120Gサンプル/秒の任意波形発生器「M8194A」の外観

 N4391Bは、1台のUXRシリーズとコヒーレント光レシーバーを組み合わせた製品。これまで、70GHz帯域までしか対応できなかったが、UXRシリーズにより、110GHz帯域まで測定可能となった。しかも、4チャンネルを備えているため、XY偏波のIQ信号を同時に補足することができるという。価格は2億3000万円。

 M8194Aは、サンプリング速度が最大120Gサンプル/秒、出力周波数は50GHzである。64Gボー/64QAMや最大100GボーPAM4などの信号波形を生成、出力する機能を備えている。価格は4チャンネルモデルで4000万円。

 これらの新製品を組み合わせることで、テラビットのコヒーレント通信や、次世代イーサネットの研究開発に向けて、信号生成から信号解析までの統合評価ソリューションを1社で提供することが可能となった。

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