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CEATEC JAPAN 2018 特集
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» 2018年10月22日 11時30分 公開

CEATEC JAPAN 2018:100Mbpsで最大100m、太陽誘電の光無線通信

太陽誘電は、「CEATEC JAPAN 2018」で、最大100mの距離を100Mビット/秒(bps)で高速に通信できる光無線通信装置「SOT-TS100A」を用い、ブース内で4K映像を伝送するデモを行った。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

ゲリラ豪雨や霧など天候変化にも強い

 太陽誘電は、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、千葉・幕張メッセ)で、最大100mの距離を100Mビット/秒(bps)で高速に通信できる光無線通信装置「SOT-TS100A」を用い、ブース内で4K映像を伝送するデモを行った。

 SOT-TS100Aは、ピーク波長860nmの赤外LEDとAPD(アバランシェフォトダイオード)を搭載し、1対1の全二重双方向通信を行うことができる。天候などの影響も受けにくいという。例えば、毎時300mmのゲリラ豪雨で通信可能なことを確認している。濃霧も、視程距離40m相当であれば通信可能だ。

光無線通信装置「SOT-TS100A」のデモの模様

 防犯や監視用のカメラ映像を遠隔地で監視する場合、これまでは有線ケーブルや無線通信を利用するのが一般的であった。しかし、有線ケーブルだと通信品質は安定するが、新たなケーブル敷設などが必要となる。電波を利用した無線通信だと混信や干渉の影響を受ける可能性がある。

 そこで今回、光無線通信にすることで、混信などの課題を回避し、機器の移設や増設に対しても柔軟な対応を可能にした。道路を挟んだビル間通信などにも対応が容易だ。光軸調整などシステム設置作業も、レーザーポインターなどを用い、比較的簡便に行えるという。

 ブースでは、4Kカメラを1台設置し、SOT-TS100Aを1セット使って、ブース内を撮影した4K映像を光送信し、通信遅延がほとんどない、安定した映像をディスプレイ装置に表示するデモなどを行った。

 この他、MLCC(積層セラミックコンデンサー)型全固体リチウムイオン二次電池の試作品などを展示した。今回は外形寸法が32×24mmの大型品から1.0×0.5mmの超小型品まで展示。出力電圧は2.3〜2.4Vで、容量が数mAから1μAである。また、150〜200℃といった高温環境での利用が可能である。このため、従来のリチウムイオン電池では対応できなかった温度領域での用途などにも提案する。

展示したMLCC型全固体リチウムイオン二次電池の試作品

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