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Applied materials社の重役、サムスン電子の技術情報を漏えいか

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 韓国の複数の報道機関によると、ソウル市の検察当局は、米国の半導体製造装置メーカーであるApplied Materials社の重役2名を逮捕した。2名は韓国Samsung Electronics(サムスン電子)社の半導体製造技術の詳細な情報を盗み出し、韓国Hynix Semiconductor社に漏らした。

 Applied社が、2010年2月3日に米国証券取引委員会(SEC)へ提出した書類には、この事実を認める記述がある。書類には、「Applied社が調べたところ、韓国法人の元幹部が逮捕、あるいは起訴されたことが判明した。この人物は現在、Applied社のVice Presidentを務めている。そして、この人物のほか、韓国法人に勤務する数名の従業員も逮捕あるいは起訴された」とある。

 Applied社が提出した書類では、個人名を特定していない。同社の広報担当者は電子メールでの取材に対し、「韓国の検察当局が個人名を明らかにしていないので、現時点でApplied社は逮捕あるいは起訴された従業員の個人名を明らかにするつもりはない」と答えた。

 Hynix社に漏えいした情報の中には、DRAMやNAND型フラッシュ・メモリーの製造技術の詳細や、半導体製造設備への投資計画も入っているという。

 逮捕あるいは起訴された人物の身元は明らかになっていないが、Korea Herald紙の報道によると、そのうち1名の姓は「Kwak」であると特定できたという。そして、もう1名はApplied社の韓国法人の社員だという。また、Hynix社のある重役も盗まれた情報を受け取ったとして起訴され、その姓は「Han」であることが確認されているという。

 盗まれた情報は2005年3月から2009年12月までHynix社側に流出し続けた。この間にSamsung社が被った損失は1億米ドル以上に及ぶという。なお、Hynix社は、漏えい情報を同社のチップ製造技術に活用することはなかった、としている。

 韓国の通信社であるYonhap News Agencyは、検察当局者のコメントを引用し、「これまでメモリー・メーカーは、競合企業への情報漏えいを警戒して、厳重なセキュリティ体制を敷いてきた。しかし、製造装置メーカーのような提携企業ならば、比較的簡単に企業秘密を入手できてしまうような体制だったことが、この事件で明らかになった」と報じた。

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