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インテルが50以上のコアを集積した新設計のプロセッサの開発計画を発表

Processor / Logic / Memory
図1
図1 米Intel社のバイスプレジデントで、データセンターグループのジェネラルマネージャーを務めるKirk Skaugen氏
発表イベントで、「Knights Ferry」の開発用ボードを披露した。

 米Intel(インテル)社は2010年5月31日、スーパーコンピュータ関連の学会「International Supercomputing Conference(ISC)」(2010年5月30日~6月3日にドイツ・ハンブルグで開催)において、金融工学や気候シミュレーションなど、大規模な科学技術計算能力が要求されるHPC(High Performance Computing)市場向けに新設計のプロセッサを投入する計画を発表した。

 新しいプロセッサは22nmの製造技術を適用し、50以上のプロセッサ・コアを統合する予定だという。同社はコアの詳細については明らかにしていないが、命令セット・アーキテクチャは既存のx86アーキテクチャであり、既存の同社製プロセッサと同じように使え、さらに1秒間に数兆回の演算が可能になるとしている。特に、並列度が高いプログラムの処理で高性能を発揮するという。

 同社は新しいプロセッサのアーキテクチャを「Many Integrated Core(MIC)」と呼んでいる。MICアーキテクチャは、同社が研究開発を続けてきた「Larrabee(開発コード名)」や、同社の研究開発部門が試作した「Single-chip Cloud Computer」などの成果を採り入れているという。同社は、MICアーキテクチャを採用した最初の製品「Knights Corner(開発コード名)」を開発中だ。

 同社は、MICアーキテクチャを採用した小規模なプロセッサ「Aubley Isle(開発コード名)」を搭載した開発用ボードと、ソフトウエア開発ツールをセットにした「Knights Ferry」(図1)を一部の開発者に配布済みだとしている。2010年の後半にはより多くの開発者にKnights Ferryの配布を始めるという。同社によると、MICアーキテクチャ向けにプログラムを最適化する技法は既存の同社製プロセッサに向けた最適化技法と共通するという。

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