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無線送電の業界団体WPCに7社が加盟、スマートホンのRIM社やロームなどワイヤレス給電技術 Wireless Power Consortium(WPC)

» 2009年12月03日 16時12分 公開
[前川慎光,EE Times Japan]

 電磁誘導を使ったワイヤレス送電技術の仕様策定や普及促進を図る業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)」は、同コンソーシアムに新たに7社が加盟したと発表した。

 具体的には、スマートホンの「BlackBerry」の開発元として知られるカナダResearch In Motion(RIM)社と、大手電池メーカーの米Energizer社、携帯型電子機器の付属器具を手掛けるオーストラリアcase-mate社、車載部品を手掛けるドイツContinental Automotive社、電池メーカーの韓国Hanrim Postech社、OEM/ODM専門メーカーである台湾Logah Technology社、ロームである。ロームのKTC LSI開発本部長の持田博雄氏は、「当社の高度な電力管理技術で電子機器の改善に貢献できることを喜ばしく思う」というコメントを寄せている。

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 このほか、WPC規格を採用した受信側端末のロイヤリティを無料とすることや、WPC規格を採用した試作機の第2回相互接続試験を2009年10月27日〜28日に開催したことを合わせて発表した。なお、WPCの参画企業は、上記7社も含めると合計21社である。

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