Zynqの動作を模擬するエミュレーションボードを使って、Android 2.2とビデオフィルタ処理を同時に実行して見せた。このボードには、4個のVirtex-5と2個のVirtex-6が搭載されている。4個のVirtex-5のうち2個それぞれにシングルコアのARMプロセッサを実装し、その上でAndroid 2.2を動作させた。クロック周波数は10MHzである。「このスピードでも、IP開発やOSを起動させたりするには十分だ」(説明員)。Zynqは、このエミュレーションボードが合計6個のFPGAを使って実現している処理を、1個のチップで実現できるようになる。
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