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iPadで直感的に操作できる計測器、オシロなど5つの機能を1台に搭載“ジェネレーションY”も満足(2/2 ページ)

» 2014年06月19日 10時30分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]
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 なお、VirtualBenchとWi-Fi接続できるのはiPadだけで、PCとはUSBケーブルで接続して使う。PCと接続した場合、iPadよりも多くの機能や関数が使えることに加え、日本NIのシステム開発ソフトウェア「LabVIEW」とも連携できる。「LabVIEWには、VirtualBenchに特化したドライバを用意している。それを使えばLabVIEWを使ってVirtualBenchを動かすことができるので、より複雑な制御をしたり、解析を自動化したりといった用途に向く」(スワロー氏)。

日本NI 代表取締役の池田亮太氏

 日本NI 代表取締役の池田亮太氏は、「テクノロジーで世の中を変えていこうとしている点では、ジェネレーションYも、その上の世代も同じだ。ただし、その方法については、ジェネレーションYは非常に現実的かつ実用的な考えを持っている。当社も、実用的な計測のアプローチを提供する必要がある」と語った。


外形寸法 奥行き190.5mm×幅254mm×高さ73.66mm
接続バス USB、Wi-Fi接続
ミックスドシグナルオシロスコープ 100MHz帯域幅、アナログチャンネル(2個)、デジタルチャンネル(34個)、サンプリングレート1ギガサンプル/秒
デジタルマルチメータ 最大入力電圧300V、最大入力電流10A、5 1/2桁分解能
関数発生器 20MHz帯域幅、1チャンネル
プログラマブルDC電源 3チャンネル(+6V/1A、+25V/0.5A、-25V/0.5A)
デジタルI/O 8双方向チャンネル
「VirtualBench」の主な仕様
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